
こんばんわ。鉄、打ってますか?今回は久しぶりの刺々しいブログです(笑)
最近、お客様や仲間内で話す内容なのですが
鉄を熱いうちに打たない人が多い!なんて話を良く耳にします。このことわざはビジネスシーンや人間関係でも使えますよね。
”鉄は熱いうちに打て”は有名なことわざで、興味ややる気がある(鉄が熱い)うちに一気に物事を進めてしまいなさい。がポピュラーな認識です。熱いうちに打てば鉄は刀や農機具、食器といった便利な物(=優れた人材)に変わります。熱が冷めたら鉄も形を変えられなくなるのと同じように「タイミングが大事」ということが本旨ですね。
確かに思い返せばこれが出来ない人が多いなと感じます。社会人として仕事をするとき、プライベートで人と会ったりするとき、この”鉄を熱いうちに打てば”たいてい成功するのにしない、出来ない、気づかないのは非常にもったいないです。
そこで、今回はこのことわざにちなんだ最近の実例などを色々書いていきます。これが出来るようになれば人から信頼されること間違いなしですよ!
まずはことわざに含まれる意味を深く考えていきます。
もう一つの意味

上述した以外にこのことわざにはもうひとつ意味があります。それが
鉄が柔軟な若いうちに経験や鍛錬を積むべきだ。というものです。
ここにおける鉄とは人の資質や可能性、能力もしくは人そのものでしょうか。老いて錆び錆びの鉄や小さく短い鉄では用途は限られます。より長くて頑丈なうちに柔軟な成長をした方が絶対良いでしょう。こちらの意味は人の成長に関してですね。
当ブログでも触れていますが、若い人ほど遊んで、人と話しすことで飛躍的に成長します。それこそBarに来て交流を広げたり、お酒の場を好きになってコミュニケーションをとれればその後の人生はぐっと楽しくなります。
20代でBarに来る人の方が希少になった令和の時代だからこそ、いきつけのBarを作り、多くの人と面白い人間関係を築いて知識を吸収することは人生のアドバンテージになります。
そしてその分、異性との交流も芽生え、恋愛することも増えるでしょう。恋愛のない「家族か会社の人としか会わない人生」はめちゃくちゃ寂しいです。
柔軟な鉄である若いうちに失敗を含む経験を積むことはとても大事です。
このブログを読んでいるあなたの鉄はいま、熱いですか?熱いなら次も読んでみましょう。
熱=やる気

こちらもわかりやすいですね。何事も鉄が熱い=やる気や情熱が高まってるうちにやる方が成功する確率が圧倒的に高いです。
仕事でも
出社して仕事スイッチが入った10時くらいにやる仕事と
退社5分前に理不尽に言い渡されたくだらない仕事なら前者で成果が上がるのは火を見るより明らかですね。
私はやると決めたら環境や外側から入ってやる気スイッチを押すタイプなので、仕事も自分の適したやり方を探し試行錯誤、最適な方法が見つかったら最高効率でフル回転。プライベートで運動するかなと考えたらカッコ良いウェア探しから入ったりと拘りの癖が強いです(笑)
そうしている”熱いうち”は楽しいので辛い仕事や苦手な勉強も続くことが多いです。やる気の継続って一番難しいので鉄は熱いうちに打てということわざはしっくりくる言葉です。
さて、今まで鉄や熱に例えて色々書いてきましたが、何が一番重要かというとずばり
タイミングです。
鉄の熱いタイミングを逃すと冷めて固まってしまいます。そうなると人として成長も遅く、鈍くなるし、楽しくないのでやる気が継続しません。簡単なようでタイミングを逃してしまうだけで結果が良くも悪くもなります。ここに今回は気づいてほしいですね。
では、私の周りの実例を交えて冷めた鉄くずの末路を書いていきます(笑)
①行動が遅い

まずは行動を起こした時にはすでに鉄が冷えっ冷えだったパターンです。
私がとあるサイトでサークルメンバーを募集していた時のこと、メッセージが届きました。やる気のあるメンバーは欲しいので話を聞いて
N2「Barをやっているので実際に顔合わせした後にサークルについて案内します。」
相手「休みの時に疲れてなかったら行ってみようと思います」
・・・半月経過
もういらんわ(笑)
サークルで楽しい活動したり、気の合う仲間が出来る未来はあったのに、行動するのが遅すぎたらビジネスマンだろうが初対面だろうが熱意は冷めます。
これがメッセージから1~3日以内は大歓迎!遅くとも週またいですぐぐらいだったらまだ迎える気持ちはありましたが、ここまで行動が遅いと信頼もなくしますし、一緒にいてもフットワーク重そうで楽しいビジョンが見えませんね。
おぉ!メッセージ来た!どんな人かな?わくわくという気持ちを
もういらんわ(笑)に変えるのがタイミングの悪さです。私の熱意や興味という鉄はがちがちに冷えて固まってます。
私は特に実感するのですが、ショップカードを初対面の人に渡したり、自分でお店やってますと自己紹介すると
「すごい!今度行きますね!」と言って一生来ない人を来る来る詐欺と私は呼んでいますが、同じですね。来ないなら逆に言うなよと思いますし、自分を高く見せようとしてその場ではカッコ良く言っても行動を起こさないと時間と共に熱は冷めてしまう。悲しいですね
この「行動や返事が遅いこと」を意識している人が少ないのがいまの函館人に多いと思っています。
さて、次のパターンにいきましょう。
②打つのが下手
鉄が冷えていてもがむしゃらに打つ人のことです。冷えた鉄はとても固いので逆に自分の手を怪我したり道具が壊れてしまいます。この例えのように熱が冷え、タイミングを逃しているにもかかわらず行動してしまう人がたまにいます。
そうなれば、逆効果だともわからず動き出し、失敗する人もこれまた多いです。
そしてなぜか我流(笑)
私も少し前に会社勤めだったころはこの状態でした。自分のやり方が正しいと若手がイキってもベテランからすれば悪い方法なのにプライドや思い込みで悪手を選択し続けて失敗するパターンです。
そういう失敗続きの時は一度立ち止まって実力を高めるか、人の助けを借りるしかありません。正しい鉄の打ち方を覚えないと良いタイミングが来ても鉄を打つ方法を知らなかったためにチャンスを逃したり、変に鉄が曲がる可能性があります。
俗に努力の方向が変と言われる人はこの状態が多いですね。熱意が高まった時に鉄を打ちたいけど、打ち方が下手だと逆効果な場合は、出来る人に教わる。そして教わったことは素直に実行する。この意外と簡単なことが出来ない人は本当に多いと思います。
「鉄を打つ」で色々な失敗パターンを書いてみましたがあなたはどうでしたか?
鉄が熱いなら打つタイミングは速い方が良いし、わからないのであればわかる人に聞く。Barに来てもなんとかなると思いますが珍しく違う話題を拾ってみました。
まとめ
鉄は熱いうちに打て。タイミングと方法を間違わなければたいていのことはうまくいくようになっています。どんなに努力しても成果が出ないときはBarで一息つきましょう。