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月別アーカイブ: 2023年2月

函館で遊ぶところがないなら作ろう!満足できる行きつけのお店の重要性

こんばんわ。

前回のブログは肝を冷やしたので今回は明るい話題を

再三言ってますが私は過激なほどの飲みニケーション推進派です。お酒をうまく使えばコミュニケーションが円滑に進むと信じていますし、実感や経験もあります。しかし、函館の人は遊び方が幼稚なので大人になってからの友達作りに大変苦労しているようです。

幼稚とはディスってるように聞こえますが、言い得て妙だと思っていて、人とのコミュニケーションを電子機器、悪い意味でスマホで代用した結果、大人のコミュニケーション能力が不足している人が多いと感じます。

アルハラ上司や宴会での嫌な出来事、愚痴をSNSで吐く文化が出来てしまい、飲みニケーションに対する抵抗感が増し、若い社会人は目の前の人との交流が減り、部下からの嫌悪を避けた会社や上司は飲み会をしなくなり、関係が深まる機会が減ったのが現代日本です。悲しいですね。

今回はそれらをほとんど解決できる飲みニケーションの場「行きつけのお店」の重要性について書いていきます。

行きつけのお店の満足感

まず、行きつけのお店とは・・・

定義はありませんが、何回行っても楽しい思いが出来るお店≠満足できるお店としましょう。

あなたはお金を払ってでも行ったお店で何を体験すれば楽しかった!と感じるでしょうか?

人間の満足感という観点から考えていきましょう。

多くは美味しいご飯や飲み物の嗜好的な満足。そして未体験のことを知れた、感じれたという興味や興奮の満足感。

これらは非日常の体験で

・普段は口にできない美味しい料理やワインが飲めた

・自分ではできない体験や知らなかったことを新たに取り入れた

から得られる満足感で「非社会的な満足感」と言うそうです。

逆に

周りから受け入れられ。組織や集団に所属する仲間意識を楽しいと感じる欲求もあるそうです。

これは「社会的な満足感」と言います。

この非日常の満足と日常の満足の相反する満足感。どちらも心地よく、人間が求める欲としてあるそうです。

あなたはどうですか?

参考:lifehacker

これを両方、満たせる場所が存在します。

何度も言いますが

Barですね(笑)

次は行きつけのお店(Bar限定)の魅力について書いていきます。

マスターと話せて色々な人が集まる場

Barの魅力はたくさんあります。

・美味しいお酒が飲める

N2はワインBarですが、日本酒、ウィスキー、カクテルと特徴のあるBarは数多くあり、それらが好きな人にたまらない場です。

・マスターの話が面白い

100%ではないですが、Barのマスターは話を聞くのがうまいです。時には話す側にも立ちますが、お客様も含めたら数えきれない人生経験を語れるので、話のタネが尽きることがあまりありません。

・常連と関われる

マナーの良い人限定ですが、相席になったお客様同士を引き合わせて一緒に話すこともあります。そうすると高い確率で仲良くなれます(笑)お酒が手助けしている部分もありますが、雰囲気の良い場でマスターのフォローがあればたいてい話は繋がります。

・色々な人が集まる

イベント事で初めての人が多く来たり、特定の曜日、時間になると客層が変わるなど、Barは本当に多くの人が集まります。

そういう楽しい時にマスターや常連と仲良くなっていると気軽にお呼ばれされることが増えます。楽しい仲間を増やすさらなるチャンスですね。

といったように非社会的な満足も、社会的満足感も得られるハッピーな空間がBarです。「行きつけのお店」を見つけるだけでこれだけのメリットがあるのです。

現在居住している函館人、函館をつまらないと言って出ていった元函館人へ

楽しい場とは自分で開拓して、見つけて、得るもの。

いまが楽しくないと感じている人は行きつけのお店を探すことを強くお勧めします

私は楽しい集団に属しているし、運営もしているので倍楽しい状態です。そんな輪に加わるにはBarに来てみるのが一番の近道な気がしています。

それでも初めてのBarは怖いもの。

ですが、事前知識なしに来ても対応するのがプロの仕事。行きつけのお店を探してみたいなら気軽にBarの扉をたたいてみませんか?

まとめ

行きつけのお店探しがメインですが副題で満足感をテーマに書きました。函館を覆う負の状況は私たちの世代では変わらないかもしれない。しかし、仲間に囲まれた社会的満足感を得られれば最低限。楽しい人生になると思っています。

もちろん非日常が満載なBarは魅力的な空間です。非社会的満足感を得たければ逆に平日の空いてる時間が良いかもしれませんね。マスターを独占できるってワンオペでやってるお店だと貴重ですから。

いまの函館生活が楽しくないならまずは行きつけのお店を作りましょう。必ず良い方向に動くと思いますよ。

函館の人口流出止まらず!生産年齢人口がやばい!?

こんばんわ。ふと人口推移がどうたらとtwitterに流れてきたので函館市の状況を見てきました。まぁ、概ねというか普通に予想通りでしたが、人口がどんどん流れていきますね。

函館には○○がないとか△△が低いとかで若者は嘆き、地元を離れていくことが多いでしょう。気持ちはわかりますがね~

函館市の市政でどうにかするには何十年もかかるので、現代に生きる函館市民たる我々が改善して未来につなげていくしかないですよね。意外とこういう市政チックなことを考えるのは好きで、資金があったらここにこれ建てるんだけどな~とか妄想してたりします。

次期市長選挙は現職の工藤氏と大泉洋の兄の潤氏が出馬されます。函館市の舵を切る人物なので政策には注目ですね。

Barというか飲みの席で政治、宗教、野球の話題は荒れるという都市伝説がありますが、もう古いでしょう。何に関心を持ち、話を返せるか。混ざれるかはコミュニケーションの場では大事なので政治的な話題も拾っていきます。

2022年の函館市

さて、話を戻して函館市の人口流出をどうするかですが、他の自治体とも比べながら書いていきます。

函館市HP

昨年から人数で言えば3500人以上減っていました

現在道内第3位の人口数である函館市ですが、周辺町村との合併で、統計上、人口だけは増えた2004年の12月以来ほとんど減少が止まっていません

月別で見ると転出のある3月に多く抜ける代わりに4月には多く入ってきます。ただ、それ以外の月はすべて100~300人単位で減少。死亡か転出なのかは資料からはわかりませんでしたので2022年にこれだけ多くの人口が流出した理由は知りたいですね。

他の自治体はというと旭川も函館並に減少傾向。

旭川市HP

人口自体は32万人を超えていますがこのままだと10年後は30万人を切るかもしれません。

そして北海道No1の札幌ですが人口が1年で約1万人増えています

単純に北海道の県庁所在地である札幌の面目と言えそうですが、たまに行くとやはり人々の活気が違う!週末はどの飲食店も混み合い、平日もアフター5は人の出が活発で、交流や会合が多いことから知識人や面白い人脈の広がりがあり、楽しみが豊富。

とても面白いグラフがあったので紹介

札幌暮らしMap

これを見ると比較的人口の集中してる地区に生産年齢人口(15~64歳)が高く分布しているのがわかります。

やはり結婚、出産、マイホーム購入などは、お金や土地、環境が大きく左右されます。主要なオフィスに安易に繋がれる交通網、平均賃金、教育機関の多さは道内では突出しており、他に圧倒的な差をつけていますね。

函館市はどうでしょう?(;’∀’)

函館市の生産年齢人口の割合は54.3%。手計算ですが札幌は60.6%。やはり差は出てますね。ですが45歳域が最多の函館も札幌も人口ピラミッドで言うとつぼ型

なんですが・・・

参考:Benesse教育情報サイト

参考:GD Freak!

函館の生産年齢ほっそ!!すくな!!(本音)

どちらも典型的な少子高齢社会を表していますが、市に納税する働き盛りの層が薄いし、成人男性に関しては減ってるまであるんですよね。つまり、高校までは地元にいたけど進学、就職は市外を選ぶ男性が多いということ。

他市は函館ほど熱心に見ませんでしたが、田舎の地方都市の若者はやはり都会に憧れて出て行ってしまうのであろうか・・・

道内でもほとんどの自治体で減少傾向にあるそうです。主幹産業である漁業の継承者不足。産炭地の過疎化は今後も変わらないでしょうし、工業がめちゃ強いわけでもないですからね。

なんだか問題提起だけで絶望感と悲壮感でいっぱいになったので今回はこれくらいで終わらせます(笑)

根本的な解決”案”は次回ということで

話題自体はどうでしたか?函館に長く住んでるので良いところも悪いところも見ているつもりです。8月にはあのテーオーデパートも閉店するとか

函館の働く場とお金の使う場がどんどん減って悪循環が止まらなさそうですが、私は自身の家族と知人が楽しく暮らせるように活動するまで。

このブログを見たあなたも函館のこれからについて語り合いませんか?愚痴になっても結構。そういう会話から意外な答えやアイディアが出たりするのでBarのくだらない話は面白いですよ!

スシロー問題から見る顧客のモラルと性善説

こんばんわ。

今、世間を騒がせているスシローぺろぺろ事件について、飲食店を経営している身として一意見を書いていきます。

https://twitter.com/i/status/1620599103779672065

概要としては回転寿司屋で湯呑みや醬油のボトルを舐めたり、回ってる寿司に唾を塗る行為をSNSにアップした動画が拡散され炎上

スシローの株価下落で一時約160億円の損失を出す

当事者(高校生)、親が謝罪するもスシローは民事刑事両方で毅然とした対応を取ると表明

便乗で過去の不衛生動画が掘り返され延焼し、回転寿司離れやコロナ以上の衛生管理を求められるとなると外食産業にとっては大きなマイナスであり、冗談抜きで未曽有の危機となっています。

SNS上では、顧客がモラルの守ることが前提の回転寿司という形態ではこれらをやられた店舗は今後使いづらくなり、回転寿司にはもういけないという人も出てきています

直接の株価下落、間接的な未来の顧客喪失と相当なダメージですし、スシローほど大きい会社でも倒産がちらつく大事件です。

SNSって正直、うまく使えれば強い武器ですが、下手に使うと馬鹿発見器にしかならないので使い方はしっかり学ぶべきですね。

一時の承認欲求自己顕示欲で世界に痴態を自らさらすと個人、企業を簡単に傷つけることになります。

今回の事件はかなり大事になったので、私も分析がてら書いていこうと思います。

性善説の限界

辞書より性善説とは

人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており,悪の行為はその本性を汚損・隠蔽することから起こるとする説。正統的儒学の人間観。孟子の首唱。

とされています。儒教の教えですが、要は人間は生まれた時からモラルを備えており、そのまま伸ばせば聖人や善人になれるが、悪に広がる可能性もあるので努力は続けていこう。という解釈がしっくりきました。

ビジネスにおいても、相手方は信頼できるから契約を結ぶということが多いですが、今回の事件はここに大きな落とし穴がありました。

飲食店は店と客との間で自由契約を結んでいるにすぎません。厄介なクレーマーなどは入店拒否が出来ますが、あくまで商品の受注前まで。今回のケースはもう席について商品も食べている途中での出来事なので、お店側から防ぐことは非常に困難。

全てのお客様が衛生的で良心的に食事を楽しんでもらえる。という性善説に頼る営業は日本では当たり前にありますが、外国からは批判されているとか。テレビで見るだけですが、アメリカとかはガードマンが迷惑なお客さんを普通に武力で追い出していますよね(笑)

そしてSNSが発達して民法やマナーを知らない高校生が今回のような事件を起こします。

かっこよく見られたい、面白いと言ってほしいという悪の欲求が人を動かしてしまいます。結果、名も知らぬ人に叩かれ、個人情報は晒され、所属組織や家族に嫌がらせや抗議をする。陰湿な日本人が持っていけない言葉の武器。本当に怖いですね。

今回の事件に関してはかなり厳しくやらないと今後もやる馬鹿が出てくると思いますので、加害者本人や家族がどうなったか。しっかり追って、周知して戒めにしてほしいですね。高校生くらいからネットリテラシーの授業を取り入れる動きも出てきそう。

現代の「スマホで嫌な情報も目に入る時代」だからこそ、完全にお客様の動きが監視できない性善説に頼るサービスは限界に達しつつあるのかもしれませんね。

三桁どころか二桁億円の賠償金を一般市民は払えませんし、どのような罪でどれくらいの重さになるかはわかりませんが、企業側の方がはるかに損失が大きく、イメージ回復出来ても傷の残る事件になりそうです。

Barにもいる迷惑客

以前も書きましたが、N2にも迷惑客はいました。活発に来店があった2019年の人ですが、常連様で固まるまでは変な人に悩まされていました。

私は温厚なのでやんわりお帰りいただきましたが、酒を飲まなくても暴走する人がいる現代で、酒を飲んだらなおさら酷いのではないか?と思うでしょうが、店の秩序を守るのもマスターの仕事と考えているのでN2は平和とだけ言っておきます。

若いころはゲームをして負けたらテキーラショットで一気飲みとか横行してましたし、アミューズメントBarやクラブなら騒いでもいいですが、オーセンティックBarで騒ごうものならほかのお客様から顰蹙を買うので私がある程度制止しています。

お酒を「嗜む」人に悪い人はいないと思っているので、飲酒性善説は大いに提唱していきたいところですね(笑)

今回の事件から得る教訓

↑フリーサイトからダウンロードした画像(題名:迷惑行為で承認欲求を満たす男+目立ちたがり)ですが最高ですね(笑)他の人からはこう写ってます。気を付けましょう!

この事件の発端の争点は、前述した承認欲求が大きいのだと思います。

未成年なら周りから良く思われたい気持ちは強いでしょうし、止めることでもないのですが、犯罪行為を嬉々として行い、それを世に放つ危険性をもっと知るべきでしたね。欲は人を狂わせる。

あとは感性の大人化

SNSで見る10~20歳が面白いと思うことは世間の面白いとはだいぶ乖離していることが多いです。内輪でげらげらしてるだけなら良いですが、自分はこんなに面白いことをやってると世界に発信して、極々一部の共感とウケを狙って、他から総すかん喰らって何が楽しいんでしょうね?

世の若手お笑い芸人がずっと埋もれているのは単純に面白くないから。内輪では受けていたネタも世間に受けなければテレビに起用されず陽の目を浴びません。

ダウンタウン世代の私は子供のころからお笑いを見ていますが、テレビで人気の方々は喋りが別格にうまい。喋りがうまい人は一緒にいて楽しいし、魅力的です。

お喋り達者になるには参考書やWEBサイトの情報に頼るのではなく、実際に人と話すほかありません。そう

Barに来るのが一番いいです。

初めて会うほかの常連と会話できますか?魅力的な異性がいたら声をかけれますか?すべての出会いはお喋りから始まります。お酒とマスターという味方もいます。有効に使いましょう。

感性の大人化という言葉にしましたが、人より一歩大人になるのは人間的魅力を持つこと。カッコ良い大人になれば小手先の一発芸より何が人に求められてカッコ良いかわかるはず

なのでBarを知らない大人は本当にもったいない!一番の近道は人と話す場に多く行く事です。ぜひBarにいらして楽しく、カッコ良く話せる方法を身につけてほしいと思ってます。

まとめ

今回は性善説と感性について書きました。

人間は何歳になっても未熟な部分があります。それを正してくれる人が周りにいないのであれば自分でなんとかするしかない。それには人と直接話すこと。たいていのことはそれで解決します。

自分から発するのが苦手な方はお酒やマスターに頼れるBarは相当良いコミュニケーションの場だと何年も力説していますが(笑)

時事ネタは当事者と被害者がいることが多いので深追いはここまでにして、また明るい話題を探しますね