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月別アーカイブ: 2022年9月

ドイツワイン好きから興じるドイツ料理

こんばんわ。N2です。

9月もあっという間に過ぎてしまいました。もう北海道は冬モードに入ろうとしていますね。

さて、表題のとおりですがワインバーで出す美味しいドイツワインに出会ったことで、それに合わせるドイツ料理にも興味が出てきてしまった私の事が今回の記事のメインです。

忘れもしない、ワインが好きになったきっかけはアメリカのヤキマで飲んだ赤ワインですが、白ワインに関して感動!というものは特にありませんでした。ゲヴェルツトラミネールという寒冷地のきりっと辛いタイプが好きな程度の男がなぜドイツワインにはまったのか・・・

ソムリエ試験の勉強も多分に絡んできてると思うのでドイツについての知識のアウトプットも兼ねてドイツの魅力について書いていきます。

ドイツのプロフィール

まず、ドイツはEUの中でも有数の生産地で、世界のワイン生産量でも8位になるほどの重要な国です。ワイン用ブドウができる緯度の北限に近い点では北海道とも気候や特徴が似ています。ということで北海道で出来るワインも寒冷地向けのドイツの主流な品種が多い印象です。

その気候から収穫期でもぶどうの糖度が上がりきらないことがあります。収穫を遅らせれば今度は腐敗のリスクが高まる。ということでドイツでは補糖が認められているワインのカテゴリーがあり、ドイツが輸出しているワインは補糖されているものが多いです。

自然な発酵ではない手段でワインの味わいを整えているからか通常12~14%あるアルコール度数がドイツは10%前後なことも

補糖や品種本来の味もあってドイツのワインは甘口が多く出回っています。

この甘口白ワインが私の好みにクリティカルヒットしましたね!

しかも改めて探してみれば甘口ドイツワインの見つかること!味見したら美味しくてぐいぐい進むからいつもキャンプに持っていくときは平気で一本空けます(笑)

また、赤ワインも甘いものがあるのが珍しく、濃い辛口赤ワインは苦手と言う方でもドイツの甘口赤なら飲めるというお客様もいます。

こうやってワインバーで美味しいワインを知れるのは経営者にとってもお客様にとっても良いことですね。

興味は意外と簡単に沸くもので、ワインとのマリアージュには現地の食材、料理と合わせるのが最も正解に近い!なので、ドイツ料理も知りたいと思ったのが面白いところ。

次はドイツ料理について触れていきます。

ドイツの食文化

ドイツは風土的に食材が不足しがちな国で、冬の時期には作物が獲れないので発酵などの保存食が重宝されました。戦争で食料が不足した時にはじゃがいもを食べることで危機を乗り越えた経緯もあり、ジャガイモ料理や鍋料理が多いようです。

N2でも出したことがあるキャベツを発酵させたザワークラウト、ドイツ風パンケーキのダッチベイビーは隠れた人気がありました。

ソーセージメーカーもありますし、今は精肉店にも足を運んでいるのでソーセージ用の粗挽き肉や豚すね肉なんかも調達できるようになり、本格的にドイツ料理を出来る環境が出来たということです。

私自身は誰かに師事したことも料理の勉強をしたことないんですけどね!

今後のN2の特化戦略

ドイツにハマったのも何かの運命ということで、N2は10月にドイツ料理の試食と研究をし、11月にドイツ料理店と名乗れるだけのメニューを確定させ

ドイツ料理とドイツワインが楽しめるBAR

という特化した店舗に変化させようと思案しているところです。

ただのワインバーではなかなかお客様が付かないのも現実です。3年やってきていますが尖ってないBARなのは少し感じていまして、ここらで一発勝負に出よう!という気持ちが強くなったのもありまずは決意表明をしました。

ここまで培ってきたアウトドア色と静かに飲めるというアイデンティティは残しつつ、新たな道に進むのは絶対面白いと思えます。

10月は自衛隊や勉強で休業が多くなる公算がすでに高いのですが、日々を無駄にせず、目標を持って取り組んでいきます。詳細や進捗は逐次SNSで発信し、わくわくできるような11月が迎えられれば最高ですね。

まとめ

ドイツの簡単な紹介と10月以降の行動目標を書きました。10月はひたすら研究。11月には

ドイツ料理とワインが充実した新生N2が出来ていれば私は満足です!ドイツと北海道は似ている部分もあるので北海道、ドイツ、アウトドア、ワインの文化のマリアージュも楽しみです!

函館の若者は酒飲まない議論で酒のつまみになるBAR

とある常連様との会話で面白い話題になったので、持論を含めてめちゃくちゃに話していたことを改めて分析して書いていこうと思います。

学歴・函館ディスが若干含まれていますのでアレルギー体質の方は閲覧を控えてください(笑)

主題はサケビバでも触れましたが日本の若者の酒離れです。BAR経営者としては改善してほしい事態ですが、飲酒文化は環境に大きく左右されるので函館の飲酒文化の考察もしていきます。

函館の若者は遊びが足りない?

コロナ禍が長く続いていますが、函館の外食産業は間違いなく衰退しています。本町界隈では空き物件が目立ち、コンビニも撤退。消費の落ち込みは他業種に影響を与えています。

原因は何か?コロナ以外にもあるのではとサケビバの案を考えるうちに思い至り、お客様と話し合っていたところでした。

見出しにもありますが函館の若者は遊びが足りない。この一点に尽きるのではないかと・・・

言い方を変えると遊び方が甘い。

もっともっと突き詰めると時間管理が甘い。

上から目線で話していますが、札幌から函館にUターンしてきた身としては生粋の函館人にその傾向が強いですね。かなり前のブログでも触れましたが、遊びが足りない原因にはとあることが関係していると睨んでいます。

函館の高卒社会人は遊び方を知らない?

嫌悪感ある方がいるのは承知で書きますが、函館の社会人(特に20~30代)って高校10年生感が抜けないんですよね。遊び方が酒の飲めるだけの高校生レベルで止まっている

そういう方は高確率で高卒で函館から出たことがない人です。

大卒が良くて高卒が悪かと言われればそうではなく、「18歳の過ごし方」が高卒と大卒では大きく違う。そう強く思います。

これを話せば大卒の方はとても納得して聞き入ってました。偏った私見も入ってますが、次では18歳の過ごし方がどう違うのかを書いていきます。

コミュニケーション力の差

ゲラゲラ笑ってネタにしていた話題ですが、函館は地元トークを良くしますよね?私は嫌悪しているトークですが(笑)要は函館出身者で初対面の年齢の近い方に対して

どこ中学校or高校出身?

あぁ~あそこね。俺、そこの○○知ってるよ(どや)というくそどうでもいいマウントを取ってきます。

それで共通点が合えば仲良くなれる確率はそこそこありますが、大学に行ったら全国から同級生が集まります。そんな人たちに地元トークとか通用しません

つまり大学では、ある程度人格が形成されてから過去も共通点も知らない探り探りの場に放り込まれてコミュニケーションを培う機会が18歳にして訪れます。しかも自分に近い年齢で相手も歩み寄ってきてくれる可能性が高いので、ストレスが少なく、親密度も築き易いイージーモード

対して高卒社会人は会社の先輩と言う社会的強者とコミュニケーションを取らなければなりません。しかもそこで下手をすれば先輩、会社からの信用を無くし、最後には自分への自信を無くしてしまうハードモード

そこにコミュニケーション力の質の差が如実に出てきます。

加えて大学生はバイトをすればさらに倍のコミュニケーションの場が出来ます。大学生がだいたい経験出来るこの4年間はかなり大きなアドバンテージです。

今でも覚えているのが、一番仲良くなった神戸出身の大学の同期に話しかけた話題は

神戸でも関西弁なんだ?ですね。

悪気も何もなく自分の知らない相手のことを聞く、それを相手が自然に答える。今でいう傾聴というスキルはここで身に付いたとも言えます。

そして函館人は鈍りを馬鹿にされ修正するまでがお約束です(笑)

コミュニケーションがとれれば遊びにも行きます。そこでも差が出てきますので書いていきます。

遊び力の差

私の大学生活を例にとり、解説していきますが、現実的な話をすれば大学生時代は奨学金を借りて学費や下宿の家賃に充て、自分の食費、生活費はバイトで賄う生活をしていますた。

函館よりは時給は良かったですが、定食屋だったので月給は5万円ほど。そこから食費と交友費を捻出していました。

学生は学業が本分ですが、半分以上は遊んでいましたね(笑)

昼食は業務用スーパーで買ったおかずと肉を米に乗せただけの弁当(これは今でも変わりませんが)。夕食はバイト先の賄いで腹を満たしてそのまま遊びに行くとか普通にやってました。

いかにして交友費以外を削り、遊びに命を掛けていたか思い出すと笑えてきます。

当時はスマホがなかった代わりに携帯ゲーム機最盛期の時期だったので、友達や先輩の家に集まって寝ずにモンハン2ndGをやっていました。あとは深夜までカラオケやマンガ喫茶で遊んでちょっと寝て講義に出たり、体力無限の当時だから成せた技です(笑)

この夜遊び力も大学生で培われます。それは卒業後も継続され、飲みの席や息抜きにも出てくる。この「翌日仕事だろうが平日の夜でも遊べるフットワークの軽さ」は高卒の人にはなかなかないと思いますね。

大学生のほとんどは大学で死ぬほど遊んでいますが、社会人になっても良く遊びます。時間管理も上手いし、ちょっとの疲れくらいは翌日に持ち込みません。高卒社会人は平日は愚直に働き、休みの合う日に友達と遊ぶくらい。飲みニケーションが減った現代人はなおさら夜は自分の時間が欲しいはずでここに遊び力の差が出てきます。

LINEもなかったのでEメールで話すより直接会って話す方が早かったまでありました。文と言葉のコミュニケーションでは圧倒的に言葉の方が伝わりやすいので丁度良い時代だったのもありますね。

飲み会であっても札幌ならすすきのや大通りに出ても終電に間に合えば格安で行き来出来ます。函館は乗り合いタクシーや市電がありますが交通利便性では劣っています。

BARに平日お客様がいないのは店に魅力がないのが原因ですが、高卒労働者の街・函館で夜遊び人口が若者に少ないのは、遊び力が培われてないと考えられます。

では、その遊び力を鍛えるにはどうすれば良いか。次で書いていきます。

付き合う人を考える

遊び力を鍛えるには、遊ぶしかありません。それなのに同郷の古株と遊んでばかりだと函館臭い遊び方しか身に付きません。

組織の中には何をやっても楽しそうな人がいると思います。まずはその人に気に入られましょう。

方法は至って簡単。その人の要望に応え、メリットがあると思われることです。

函館の人に限らず、小さな約束を守るということは非常に大事です。

仕事でも人付き合いでもことの軽重に関わらず約束は絶対守る。無理なら打診して相談する。これをやっているだけで日本人は信用してくれます。

信用を得たらプライベートでその人に時間を割く。コミュニケーションの基本ですが文字に起こすとこうなります。

そんな人いない。コミュニケーションの取り方がわからない。そういう悩みはBARに来れば解決します。

初めてのBARほど緊張するものもないでしょうがN2は気さくなマスターと落ち着いて話が出来ます。雰囲気からか騒がしいお客様も少ないので女性や1人飲みには適してるオーセンティックバーです。

BARで面白い人がいればマスターは記憶します。何か面白い人いない?と聞くと驚くほど出てきますよ(笑)人同士を引き合わせるのもBARの醍醐味なので、人探しにBARを利用するのはぜひ体験してみてください。

コミュニケーション力も自然と身に付きますし、マスターが話の振りやサポートも出来ます。話の練習場としても最適だと思いますよ!

こうやって函館在住だけど函館以外を知ってる人との会話はとても興味をそそられて面白いです。自分の糧にもなりますし、話し方が身に付けば仕事や異性と話すときにも使えます。

ここまで書いて何を伝えたいかと言うと、「函館人よもっと効果的に遊べ!」

まとめ

高卒、大卒の大きな違いはどれだけ遊んだかに集約されるということを書いてきました。コミュニケーション力、遊び力は今からでも鍛えることが出来ます。函館には出会いがないと嘆く前にBARに足を運びましょう。そこには知らない出会いと美味しいお酒が待ってます。平日は暇なので逆に落ち着いてマスターと話しが出来るなら平日の方が効果的かもしれませんね。