
こんばんわ。N2です。
今回は待ちに待った人がいると噂(?)の函館仕事事情について赤裸々に本音を書くブログです。
※今回のブログはメンタルにダメージを負う可能性が高い内容です。閲覧の際はお酒を片手にご覧ください。
私が最近副業のアルバイトを辞めるという決断をしましたが、当然円満ではありませんでした。ポジティブな理由の方が大きいですが、ネガティブな理由ももちろんありました。
何百回も当ブログで書いたり、N2での会話で言ってるかもしれませんが、函館の組織環境がいかにやばいかを改めて書いていこうと思います。
ブログ更新の際に過去のブログを見返したわけではなく、最近起きた事由についての意見です。二枚舌な意見もあるかと思いますが私の意見は現在が最新ということでご了承ください
では、行きます。戻るなら今です(笑)
弱い管理者

まずは管理者編です。
再三書いていますが函館の上司≒管理者は管理能力が伴っていない人が多いです。管理能力とは部下をまとめたり仕事環境を円滑にする能力のこととします。
「名プレイヤーは名監督になれない」
プレイヤーに必要なスキルと監督(管理者)に必要なスキルは全く違うということです。
私の揺るがない考えで「’ただ仕事が出来る人材’を無意味に昇進させ、管理者とするならば絶対に管理者向けの講習なりカリキュラムを組んで勉強(教育)し直す必要がある」
でないと部下が苦労します。部下が苦労するということは仕事環境が乱れて離職率が上がったり、不平不満が出て実務に支障が出てきます。それらをうまくまとめて良い方向に向かわせるのが管理者の務めです。
最善は管理者になったら実務からは離れて管理だけに時間や力を注いだ方が良いと私は思います。函館に限らず、日本では係長や課長と言ったいわゆる役職者でも
’仕事が出来るから’
’人出が足りないから’という理由で実務をしている現状がありますよね?
サッカーで例えると、プレイヤー時代は自身のスキルや体力を上げることが実力と成ります。ですがプレイヤーを引退して監督になった場合、もう最低限の体力やエンジョイ目的以外のプレイヤースキルは鍛える必要がありません。むしろ畑の違う’選手をどう起用したらチームが強くなるか’だけを考えなければなりません。
それが出来ない管理者のいる組織がどうなるか・・・
上司=逆らえない存在という意識が未だ強い日本では上司の決めたことに従う人間が多いです。それが組織に居る上での賢い立ち回りだし、いらぬいざこざでトラブルになりたくないという
社畜精神-《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語 参考社畜wiki
が出来上がっています。
社畜が反論しないのを良いことに上司の「これやべぇぞ」という提案が反対無く採用されたり、無茶な仕事を振られて壊れていく部下は多いです。昭和なら根性が足りないで済んだ(それも問題ですが)ことも、賢くなった令和の人間は裏で反発したり陰湿な仕返しがあったりで仕事環境は悪くなる一方です。
なので管理者は部下に自分の仕事を全て継承し、管理業務に99%従事する環境こそが最上であると考えますが、それが出来てる企業は本当にわずかで、函館では単発のバイトで行った有名企業くらいです。(完全上意下達の自衛隊は別)
自衛隊時代も強く思っていたのですが、仕事(管理)が出来ない上司は降格させて発奮させるか、給与はそのままで権限ははく奪した方が暴走やパワハラは減ると思うんですよね。
出来ない上司が暴走すると有能な部下は愛想を尽かして辞める。仕事のできない部下は叱責にあって辞める。人間個人にも組織にも百害あって一利なし状態ですね。
だから管理者には人の管理能力を磨いてほしい。
管理者にその時間を会社は与えてほしい。
会社が与えれなくても周りより多くもらってる給与で時間を金で買って努力してほしい。
難しい事ですかね・・・
これらを一気に解決するのが飲みニケーションです。
部下の気持ちや上司への不満をお酒を交えながら聞くことが出来る時間は管理者にとっては万金に値するものです。
コロナが収まったいま、会社の飲みニケーションを早く復活させないと部下の心を知ることはどんどん困難になりますよ?
弱い上司

続いて上司編です。
最近出てきた新しいタイプの上司で弱い上司と書きますが、どんなタイプかと言うと
’〇〇ハラに怯えて部下に何も言えない指導役’
’自らの意思を会社や管理者に言えない’
セクハラに次いでパワハラ、モラハラと上司を取り巻く厄介な概念が近年は増えました。それに完全に屈しているのが弱い上司ですね。
これも日本人気質に近いのですが、他人から嫌われたくない、変化を求めない人が多いです。こうなると仕事のできない部下が一生仕事が出来ないまま時間だけが過ぎてしまいます。
’叱責’と’怒号を飛ばす’は明確に違います。感情が入りすぎてるのもありますが怒られた部下が納得するのが前者、納得しないでお互い不完全燃焼なのが後者だと思っています。
この叱責を出来ない上司が多いです。
しかし厳しい言動で注意しようものならパワハラ。世間話で部下のことを知ろうとしたらセクハラ。これを言われてしまうと指示指導をする上司も委縮してしまい教育を投げ出してしまいます。
人間の感情で好きの反対は嫌いですが嫌いが進むと無関心になります。部下の教育に上司が無関心になると最悪、部下が仕事でミスしようが手一杯で困っていようが助けなくなります。こうして悪い仕事環境が固まってしまうのです。
弱い上司がいると組織はどうなるか
指導が行き届かない
人間なので記憶力には限界があります。仕事でも勉強でも繰り返し頭や身体に刻み込むことで記憶は定着します。部下に仕事を初めて教えるとき、一回で全部覚えることは困難ということはわかっています。稀に天才はいますが函館で天才は見たことがありません(笑)
ならば常にメモ帳を持って言われたことをメモしなさいと言える上司がいま、日本に何人いるか・・・メモせずに仕事を間違えたり忘れた部下に「メモしないからでしょ?」と言える上司が(以下略
部下は仕事を間違えるものですが、それが続くと「もう自己判断で何でもやって、困ったら言って」と投げやりになってきます。根気強く指導が出来ないのです。結果、仕事が出来ない部下が量産される。
正しい指導の際は強く言っても良いと私は思いますがね。ただし、正しくても下記のパターンがあります。
自分の指導が正しいと言えない
例えば、部下が明らかにまずいことをしていたとします。それを指摘して「もうやらないように」と指導する。文字に起こしても正解の指導。
奥に引っ込む部下。飛んでくる管理者
「いま、部下が泣いてるんだが、指導の時に言い方考えないと・・・」
(理想)「部下は明らかに間違ったことをしていて放っておくといずれ事故に繋がります。これは絶対に直すべきです」
(現実)「すいません、気を付けます」(指導終了)
自分の指導の正当性を管理者に伝え、意思を言えないとダメなんですね。結果パワハラ上司認定を受け、部下からは嫌われるだけのバッドエンドです。
部下に’指導’と何度も書いていますが間違ったことを正すことも指導。指導をしたら部下からは嫌われる確率が高いです。しかししっかり指導しないと部下がいつまでも使い物にならない。指導役の上司はかなり辛い仕事です。
こうならないために、管理者は指導者と部下の間に入り指導が適切なら指導者を誉め(認め)、部下を叱責する。不適切なら指導者を叱責し、部下に適切な指導をする歯車の様な存在でなくてはならないと非常に強く思います・・・
私は完全な指導が出来れば自分の仕事を全部任せて自分はフリ-になれるので指導は好きですけどね。
熱心な良い部下になら・・・
そんな素晴らしい部下を社内から発掘するのに最適な手段があります。
飲みニケーションです。部下の心は簡単には開きません。固いならばお酒で開けばよい。
部下との心の壁を感じていても業務中に解決出来れば最高ですがそうはなかなかならない現代。お酒の美味しい飲み方すら知らない部下をバーに連れてくるだけで話し上手なマスターが心を開くお手伝いが出来ます。
お酒で繋がる関係はとても強固です(個人経験)。あなたも部下に今度飲みに行かないかと誘ってみませんか?
弱い部下

言い切ります。ゆとり世代はまだ根性があった。
現在の30代はいわゆるゆとり世代で、昭和の団塊世代に暴力や怒号を受けて育った最後の世代です(笑)一部は脱落する人もいますが、劣悪な環境下でも歯を食いしばって頑張れる。泣こうが落ち込もうが発散したらまた頑張れる。ある分野をやらせたらすごいと世間から言われるほど悪い世代ではありません。
現代の問題はその下のZ世代と呼ばれる層とそれらを制御できない上司だと思っています。
Z世代とは1990年代中盤から2000年頃に生まれた世代で、日本では電子機器が発達し、情報が得やすくなっていた時代で、小学生でスマホは普通。仕事や人間関係の充実とバランスを尊び、他人からの評価に敏感な世代と言えます。
今のSNSやマーケティングのトレンドであり、成人している年代もいます。彼らは見栄を張らず機能重視、仕事も重労働や厳しい職場、高待遇より自分が過ごしやすいかで物事を捉えている傾向があります。そんな世代と仕事をするとわかってくる特徴があります。
社会的に○○ハラ、困ったら親(モンスターペアレント)というバリアに守られ、効率重視と言いながら仕事の飲み込みは並みかそれ以下。暴力や暴言のない職場で育ったので一度のストレスですぐ辞める根性なしというやばい世代だと感じています(極度な個人的感想)
自分の失敗を意外と認めず、正論を言われることに慣れていません。ゆとり以上にストレス耐性がないと言えます。これが人間の正常で日本のブラック上司が悪いと断じることは私には出来ません。
日本人の教育において大日本帝国軍海軍司令官の山本五十六は大変ためになる言葉を残しています。
やってみせ 言って聞かせて させてみせ 誉めてやらねば人は動かじ 参考山本五十六wiki
仕事も自分が手本をやって見せて、言葉で説明して、実際にやらせる。出来たら誉めてやっと部下は仕事が出来るようになる。とあるようにかなりの工程を踏まないと人って仕事を覚えられない生き物です。
私の課題でもありますが、仕事で部下をほめるって本当に難しい!
誉めすぎも軽くなってしまうし、めったに誉めなかったら誉めるだけの仕事をする前に辞めてしまう。バランスがかなり難しいです。
私には無理でした。正当な指導をしても真実を自分の都合の良い方に管理者に伝え自分は悪くない風にしたり、こんなひどい事されたと仕事仲間に吹聴されたり、とても一緒に仕事が出来たものではなく、やばいやつには関わらないでおこうと無関心一直線。
こうなると組織崩壊の序章です。やる気のある中堅はやる気をなくし、管理者はイライラし、部下は何もできないし、しなくなる。組織の人の成長が止まるのです。苦境でも頑張って超えられる人材がいないのは問題だと思いました。仕事は楽しくてもいいけど期限を守るために真剣にやることはすごく大事。
真面目と真剣は違う。これは今度書きたいテーマでもあるので今回は割愛します。
指導者が匙を投げたくなるほど今の若い世代はひどい。呆れられないように頑張れと言えない上司、管理者、会社。問題はいくつかありますが、確実に言えることは飲みニケーションが足りてないのでは?
今は飲み会に個人的好き嫌いで参加しない若者が多いそう。コロナ禍が落ち着いて、歓迎会をやっても問題ない状態にある今がチャンス!
上司に私の歓迎会ってあるんですか?と数年やってない上司もだいぶ我慢してきたはず。今ならやってくれる可能性は非常に高いです。その話を聞いた上司は「お、将来有望な部下になりそうだ」と考え直してくれること間違いなし(希望的観測)
まとめ

函館は狭い街ですし、N2の看板と名前を出してこんなやばいブログを書いてるのが見つかる日も来るでしょう。誹謗中傷されたら完全に自業自得です(笑)
ですが、役割ごとに必要な職務は違います。
管理者は上司、部下を束ね職場環境を改善するために飲み会を開く。
上司は部下の心を掴むため、管理者の意向を知るため飲み会を企画する。
部下は自分の主張が出来るためと上司との関係性向上のために飲み会を提案する。
意外と簡単かも?