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月別アーカイブ: 2022年6月

ここが変だよ函館人!弱い大人達。組織が機能してない状態とは

こんばんわ。N2です。

今回は待ちに待った人がいると噂(?)の函館仕事事情について赤裸々に本音を書くブログです。

※今回のブログはメンタルにダメージを負う可能性が高い内容です。閲覧の際はお酒を片手にご覧ください。

私が最近副業のアルバイトを辞めるという決断をしましたが、当然円満ではありませんでした。ポジティブな理由の方が大きいですが、ネガティブな理由ももちろんありました。

何百回も当ブログで書いたり、N2での会話で言ってるかもしれませんが、函館の組織環境がいかにやばいかを改めて書いていこうと思います。

ブログ更新の際に過去のブログを見返したわけではなく、最近起きた事由についての意見です。二枚舌な意見もあるかと思いますが私の意見は現在が最新ということでご了承ください

では、行きます。戻るなら今です(笑)

弱い管理者

まずは管理者編です。

再三書いていますが函館の上司≒管理者は管理能力が伴っていない人が多いです。管理能力とは部下をまとめたり仕事環境を円滑にする能力のこととします。

「名プレイヤーは名監督になれない」

プレイヤーに必要なスキルと監督(管理者)に必要なスキルは全く違うということです。

私の揺るがない考えで「’ただ仕事が出来る人材’を無意味に昇進させ、管理者とするならば絶対に管理者向けの講習なりカリキュラムを組んで勉強(教育)し直す必要がある」

でないと部下が苦労します。部下が苦労するということは仕事環境が乱れて離職率が上がったり、不平不満が出て実務に支障が出てきます。それらをうまくまとめて良い方向に向かわせるのが管理者の務めです。

最善は管理者になったら実務からは離れて管理だけに時間や力を注いだ方が良いと私は思います。函館に限らず、日本では係長や課長と言ったいわゆる役職者でも

’仕事が出来るから’

’人出が足りないから’という理由で実務をしている現状がありますよね?

サッカーで例えると、プレイヤー時代は自身のスキルや体力を上げることが実力と成ります。ですがプレイヤーを引退して監督になった場合、もう最低限の体力やエンジョイ目的以外のプレイヤースキルは鍛える必要がありません。むしろ畑の違う’選手をどう起用したらチームが強くなるか’だけを考えなければなりません。

それが出来ない管理者のいる組織がどうなるか・・・

上司=逆らえない存在という意識が未だ強い日本では上司の決めたことに従う人間が多いです。それが組織に居る上での賢い立ち回りだし、いらぬいざこざでトラブルになりたくないという

社畜精神-《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語 参考社畜wiki

が出来上がっています。

社畜が反論しないのを良いことに上司の「これやべぇぞ」という提案が反対無く採用されたり、無茶な仕事を振られて壊れていく部下は多いです。昭和なら根性が足りないで済んだ(それも問題ですが)ことも、賢くなった令和の人間は裏で反発したり陰湿な仕返しがあったりで仕事環境は悪くなる一方です。

なので管理者は部下に自分の仕事を全て継承し、管理業務に99%従事する環境こそが最上であると考えますが、それが出来てる企業は本当にわずかで、函館では単発のバイトで行った有名企業くらいです。(完全上意下達の自衛隊は別)

自衛隊時代も強く思っていたのですが、仕事(管理)が出来ない上司は降格させて発奮させるか、給与はそのままで権限ははく奪した方が暴走やパワハラは減ると思うんですよね。

出来ない上司が暴走すると有能な部下は愛想を尽かして辞める。仕事のできない部下は叱責にあって辞める。人間個人にも組織にも百害あって一利なし状態ですね。

だから管理者には人の管理能力を磨いてほしい

管理者にその時間を会社は与えてほしい。

会社が与えれなくても周りより多くもらってる給与で時間を金で買って努力してほしい。

難しい事ですかね・・・

これらを一気に解決するのが飲みニケーションです。

部下の気持ちや上司への不満をお酒を交えながら聞くことが出来る時間は管理者にとっては万金に値するものです。

コロナが収まったいま、会社の飲みニケーションを早く復活させないと部下の心を知ることはどんどん困難になりますよ?

弱い上司

続いて上司編です。

最近出てきた新しいタイプの上司で弱い上司と書きますが、どんなタイプかと言うと

’〇〇ハラに怯えて部下に何も言えない指導役’

’自らの意思を会社や管理者に言えない’

セクハラに次いでパワハラ、モラハラと上司を取り巻く厄介な概念が近年は増えました。それに完全に屈しているのが弱い上司ですね。

これも日本人気質に近いのですが、他人から嫌われたくない、変化を求めない人が多いです。こうなると仕事のできない部下が一生仕事が出来ないまま時間だけが過ぎてしまいます。

’叱責’’怒号を飛ばす’は明確に違います。感情が入りすぎてるのもありますが怒られた部下が納得するのが前者、納得しないでお互い不完全燃焼なのが後者だと思っています。

この叱責を出来ない上司が多いです。

しかし厳しい言動で注意しようものならパワハラ。世間話で部下のことを知ろうとしたらセクハラ。これを言われてしまうと指示指導をする上司も委縮してしまい教育を投げ出してしまいます。

人間の感情で好きの反対は嫌いですが嫌いが進むと無関心になります。部下の教育に上司が無関心になると最悪、部下が仕事でミスしようが手一杯で困っていようが助けなくなります。こうして悪い仕事環境が固まってしまうのです。

弱い上司がいると組織はどうなるか

指導が行き届かない

人間なので記憶力には限界があります。仕事でも勉強でも繰り返し頭や身体に刻み込むことで記憶は定着します。部下に仕事を初めて教えるとき、一回で全部覚えることは困難ということはわかっています。稀に天才はいますが函館で天才は見たことがありません(笑)

ならば常にメモ帳を持って言われたことをメモしなさいと言える上司がいま、日本に何人いるか・・・メモせずに仕事を間違えたり忘れた部下に「メモしないからでしょ?」と言える上司が(以下略

部下は仕事を間違えるものですが、それが続くと「もう自己判断で何でもやって、困ったら言って」と投げやりになってきます。根気強く指導が出来ないのです。結果、仕事が出来ない部下が量産される。

正しい指導の際は強く言っても良いと私は思いますがね。ただし、正しくても下記のパターンがあります。

自分の指導が正しいと言えない

例えば、部下が明らかにまずいことをしていたとします。それを指摘して「もうやらないように」と指導する。文字に起こしても正解の指導。

奥に引っ込む部下。飛んでくる管理者

「いま、部下が泣いてるんだが、指導の時に言い方考えないと・・・」

(理想)「部下は明らかに間違ったことをしていて放っておくといずれ事故に繋がります。これは絶対に直すべきです」

(現実)すいません、気を付けます」(指導終了)

自分の指導の正当性を管理者に伝え、意思を言えないとダメなんですね。結果パワハラ上司認定を受け、部下からは嫌われるだけのバッドエンドです。

部下に’指導’と何度も書いていますが間違ったことを正すことも指導。指導をしたら部下からは嫌われる確率が高いです。しかししっかり指導しないと部下がいつまでも使い物にならない。指導役の上司はかなり辛い仕事です。

こうならないために、管理者は指導者と部下の間に入り指導が適切なら指導者を誉め(認め)、部下を叱責する。不適切なら指導者を叱責し、部下に適切な指導をする歯車の様な存在でなくてはならないと非常に強く思います・・・

私は完全な指導が出来れば自分の仕事を全部任せて自分はフリ-になれるので指導は好きですけどね。

熱心な良い部下になら・・・

そんな素晴らしい部下を社内から発掘するのに最適な手段があります。

飲みニケーションです。部下の心は簡単には開きません。固いならばお酒で開けばよい。

部下との心の壁を感じていても業務中に解決出来れば最高ですがそうはなかなかならない現代。お酒の美味しい飲み方すら知らない部下をバーに連れてくるだけで話し上手なマスターが心を開くお手伝いが出来ます。

お酒で繋がる関係はとても強固です(個人経験)。あなたも部下に今度飲みに行かないかと誘ってみませんか?

弱い部下

言い切ります。ゆとり世代はまだ根性があった。

現在の30代はいわゆるゆとり世代で、昭和の団塊世代に暴力や怒号を受けて育った最後の世代です(笑)一部は脱落する人もいますが、劣悪な環境下でも歯を食いしばって頑張れる。泣こうが落ち込もうが発散したらまた頑張れる。ある分野をやらせたらすごいと世間から言われるほど悪い世代ではありません。

現代の問題はその下のZ世代と呼ばれる層とそれらを制御できない上司だと思っています。

Z世代とは1990年代中盤から2000年頃に生まれた世代で、日本では電子機器が発達し、情報が得やすくなっていた時代で、小学生でスマホは普通。仕事や人間関係の充実とバランスを尊び、他人からの評価に敏感な世代と言えます。

今のSNSやマーケティングのトレンドであり、成人している年代もいます。彼らは見栄を張らず機能重視、仕事も重労働や厳しい職場、高待遇より自分が過ごしやすいかで物事を捉えている傾向があります。そんな世代と仕事をするとわかってくる特徴があります。

社会的に○○ハラ、困ったら親(モンスターペアレント)というバリアに守られ、効率重視と言いながら仕事の飲み込みは並みかそれ以下。暴力や暴言のない職場で育ったので一度のストレスですぐ辞める根性なしというやばい世代だと感じています(極度な個人的感想)

自分の失敗を意外と認めず、正論を言われることに慣れていません。ゆとり以上にストレス耐性がないと言えます。これが人間の正常で日本のブラック上司が悪いと断じることは私には出来ません。

日本人の教育において大日本帝国軍海軍司令官の山本五十六は大変ためになる言葉を残しています。

やってみせ 言って聞かせて させてみせ 誉めてやらねば人は動かじ 参考山本五十六wiki

仕事も自分が手本をやって見せて、言葉で説明して、実際にやらせる。出来たら誉めてやっと部下は仕事が出来るようになる。とあるようにかなりの工程を踏まないと人って仕事を覚えられない生き物です。

私の課題でもありますが、仕事で部下をほめるって本当に難しい!

誉めすぎも軽くなってしまうし、めったに誉めなかったら誉めるだけの仕事をする前に辞めてしまう。バランスがかなり難しいです。

私には無理でした。正当な指導をしても真実を自分の都合の良い方に管理者に伝え自分は悪くない風にしたり、こんなひどい事されたと仕事仲間に吹聴されたり、とても一緒に仕事が出来たものではなく、やばいやつには関わらないでおこうと無関心一直線。

こうなると組織崩壊の序章です。やる気のある中堅はやる気をなくし、管理者はイライラし、部下は何もできないし、しなくなる。組織の人の成長が止まるのです。苦境でも頑張って超えられる人材がいないのは問題だと思いました。仕事は楽しくてもいいけど期限を守るために真剣にやることはすごく大事。

真面目と真剣は違う。これは今度書きたいテーマでもあるので今回は割愛します。

指導者が匙を投げたくなるほど今の若い世代はひどい。呆れられないように頑張れと言えない上司、管理者、会社。問題はいくつかありますが、確実に言えることは飲みニケーションが足りてないのでは?

今は飲み会に個人的好き嫌いで参加しない若者が多いそう。コロナ禍が落ち着いて、歓迎会をやっても問題ない状態にある今がチャンス!

上司に私の歓迎会ってあるんですか?と数年やってない上司もだいぶ我慢してきたはず。今ならやってくれる可能性は非常に高いです。その話を聞いた上司は「お、将来有望な部下になりそうだ」と考え直してくれること間違いなし(希望的観測)

まとめ

函館は狭い街ですし、N2の看板と名前を出してこんなやばいブログを書いてるのが見つかる日も来るでしょう。誹謗中傷されたら完全に自業自得です(笑)

ですが、役割ごとに必要な職務は違います。

管理者は上司、部下を束ね職場環境を改善するために飲み会を開く。

上司は部下の心を掴むため、管理者の意向を知るため飲み会を企画する。

部下は自分の主張が出来るためと上司との関係性向上のために飲み会を提案する。

意外と簡単かも?

 

N2は4年目に突入!直近は出会いイベントもあるのでバーにGO!

こんばんわ。N2です。

おかげさまで6/15~6/18の三周年感謝祭は盛況のうちに終わりました。ありがとうございます。

アウトドアについても何だかんだ函キャンでやることが出来たので最近は頻繁に農作業や窯での試食会をやっています。

ストレスから解放されたものの、収入は落ちているので協力支援金のプールを食いつぶさないようにBar事業を本格化していかなければなりませんね。ある意味1年目の緊張感に戻ったとも言えます。

今回の記事では次回イベントの案内とブログで書きたい暗黒面(笑)について書いていきます。

七夕にロマンチックな出会いを

七夕は1年に一度織姫と彦星が天の川で出会う日で、函館は特殊なお祭りをやっていて

子供が町内の家を訪問し歌を歌ってお菓子をもらうという子供にとっては一大イベントです。私ももらっていたので疑問に思っていませんでしたが道内でも珍しい文化だそうで市外から来た人には驚かれますね。

その様な子供が興奮する夜に大人が何もしないのは損!1年に一回の出会いの日ということでN2でも出会いイベントを開催します。

恒例になりつつあった出会いイベントですがコロナで人との接触を避けるという理由で参加者が集まらなかった去年。もういいだろうと満を持して今年は再開です!

木曜開催ですがいつもの20時~22時で夕食付2時間飲み放題で会費は男性4500円女性3500円。Instagramのフォロー画面提示で500円引きとさせていただきます。

先日誓ったイベントの人数不足による開催不可にならないよう直接声掛けさせて頂こうと思っています。もちろん新規の参加も大歓迎ですし、SNSをフォローしていただければよりN2の活動が見えるのでこの機会にしてないあなたもフォローしてみましょう。

アウトドア試食会の定期開催

さて、今度は函キャンや休日BBQの案内です。

今年は函キャンはもちろんのこと、昭和公園、四季の杜公園、見晴公園などで野外BBQが制限されていませんので、休日や定日にBBQでの交流を考えています。

函キャンでは毎週月曜の18時30分からアウトドア試食会を開催する予定です。夏至を迎え、19時半を超えてもまだ明るい6月以降なら準備、試食、撤収までに明るい時間帯で終わらせることが出来ます。

毎回、試食が増えていくとまちなかオープンテラスでのメニュー作りの思案も出来ますし、食材の消費にも繋がりとても効果的です。トマトの水やりで週に何度かは函キャンに訪れているのもあるので水やりだけやって帰るよりは何か試食したほうが無駄もないですしね

先日はほうとう鍋を作りました。

山梨県の郷土料理で某キャンプアニメでも作られて一躍有名になった鍋です。ほうとうは小麦粉を水で練って自分で麺を作るそうですが今回は稲庭うどんで代用。

具材は行者にんにくの醤油漬け、ズッキーニ、玉ねぎ、春菊、にんじん、まいたけ、油揚げ、豚肩ロース

瑞々しい夏野菜は味噌とコンソメの味をしっかり吸って染み込んでくれて非常にGOOD!

肉と絡めて、麺は弾力のある稲庭。外で豪快に煮たのもあり抜群の旨さでした!!

こうした調理を経て参加者とのコミュニケーションも広がりますし、週に一回ダッチオーブンや窯で作る小っちゃな贅沢みたいで心も満たされる。マイキャンプ場なので静かだし、言う事なしです!

次週も計画中です。N2のInstagramやFBの「函キャン」というグループから内容や案内が見れます。

そろそろ爆発!?ここが変だよ函館人

不穏なワードです・・・が、一部の人が大好きな(笑)函館について触れるブログ内容。毒が強すぎて閲覧はメンタルが安定している時にお願いしたいですが、あくまで一個人の体験して思った感想が多分に含まれています。

次回は函館人だけが抱える問題ではないのですが、「弱い上司、弱い部下」がテーマです。思いのたけを書きなぐると長文になりそうですが、お客様から聞いて「それやばいですね(笑)」という話から見ているあなたの背中が冷えるかもしれない肝に刺さる話まで

N2ブログのダークな面を出した内容です。更新の際はまたお知らせします。

まとめ

七夕の出会いイベントは久々の人を集めるイベントなので、早めの告知と勧誘で絶対成功させたいイベントの一つです。函館の人出はまだ冷えているのでもう暖かい夏に近づいているので函館の皆さんの外出機会の一つになれば大きな一歩です!

函キャンでの試食会は毎週できればベストです。時間が出来たので積極的にこちらも周知させていきたいです。そこから生まれるアクティブ人材を私たちは待ち望んでいます(笑)

そして・・・次回ブログではたまの毒を吐く悪い大人になります。ここが変だよ函館人編。函館で組織で仕事をするということはこんなことなんだと。痛感したこともあれば聞いた話もある。要注意ブログなので閲覧の際はご注意を

6月以降のN2の活動と開催イベントについてなど

こんばんわ。N2です。

6月になって私の環境に大きな変化があったのでそちらをお知らせするとともにN2としての営業活動や今後の方針について書いていきます。

飲食店経営者から見て函館市はコロナの陽性者は落ち着いてきた状態ですが、夜の人並みはコロナ前と比べたら30%戻ったかな?という感覚です。戦争による物価上昇。だけども上がらぬ賃金≒外食に回す余裕が少ない。と、マイナス要素しかないですが頑張るほかないです。

ですがこのコロナ禍で得たものもあります。

今後も営業していくにあたって必要な考えや行動の再確認が出来たこと

’コロナ禍だから’という言い訳に甘えていた自分に気付けたこと

支援金で潤う懐。

では本題に入っていきます。(華麗にスルー)

バイト辞めるってよ

表題のとおりで、コロナで落ち込んだN2の売り上げの補填のためにしていたアルバイトを6月で終了させます。つまり、かけていた保険(固定収入)を外すということでもあります。

これには

①コロナの影響が薄まり、N2に100%の力を入れられる状態になった

②ソムリエ試験の勉強時間確保

③支援金で当面の資金繰りは心配なくなった

ことが挙げられます。特に①と③の精神的安心感は大きいですね。

5月も小規模ながらイベント開催しましたし、6月は3周年感謝祭、7月7日は七夕出会いパーティーとイベントは企画しています。夜も暖かくなったら外出のハードルも下がりますし、今年は港まつりも縮小しつつですが開催が決まり、まちなかオープンテラスもあると予想できます。函館はこれからが楽しい時期ですね。

コロナ禍において飲食店が受けた打撃は国や自治体による外食(特に酒)での飛沫感染という根拠のないバッシング。自粛や休業要請による営業出来ない期間が長く、常連以外の客足の鈍化などがありました。

これらをいち早く予期して手を打てた経営者はほぼいないと思っています。そんな状況で飲食店経営者がとるべき決断として

1秒でも早く撤退するか1秒でも長くしがみつくか

のどちらかしかなかったでしょう。ちなみに私は後者で、一時的な資金難と函館市民の外食自粛傾向、その状況下での営業再開というリスクを負った結果、国や自治体からの支援金でマネーだけはプールできました。

さすがにすぐに客足は戻りませんでしたし、これからのために一部はプールしておきますが、使うところは見極めて使っていました。

最近では店内バーチェアを全て新しくする。白ワイン用のグラスを新調する。炭酸メーカーを買う。食品保存のために真空機を買う。函キャンにピザ窯を設置するといった具合ですね。

設備投資、貯蓄、消費の良いバランスでお金が回るのはとても気持ち良いですね。結果、新しい人脈が築けたり、N2への高評価に繋がります。今ではコロナ禍でも飲食店を1秒でも続けていてよかったと思います。

しかし、普通に8時間労働してその後にN2を開店させる掛け持ち状態は身体への負担も大きく、時間と疲労感に追われブログの更新が出来なかったり、買い出しに行くことすらできないのはあまり長くするべきではなかったですね。負担軽減の意味でも一本集中にする良いタイミングだったので決断しました。

N2に時間を割けるようになったので3周年記念も控えていますし、この機会に考えなどを色々見直していました。

3周年を節目に色々リセット!

3周年だからというわけではありませんが、N2は立地が杉並町なので本町から少し離れています。杉並町近辺が帰路であったり別の行きつけがないと見つけることすら難しい場所です。

おかげで気づいて来店された常連様には足を運んでもらえていますが、新規の方は本当に少なくなってしまいました。コロナ禍もあり、以前の様な活発な外食機会には恵まれないので新規開店の時の様な気持ちで、1から集客方法を見直して函館市民にN2を知ってもらうための施策を考えていきます。

具体的な方法は

①宣伝意識をリセット!

ワインを飲みたくてN2に来る方はいますが、まだまだ少ない状態です。ワインバーなのにそれはあかんだろと思いますが、好きな物を自由に飲むことを妨げたくないので無理に美味しいワインありますよとかは話さないようにしています。

ですが、函館のワイン好き人口を増やさないことにはワインバー事業が先細りすることは必至。

ソムリエ試験で勉強もしていますが、知識を得たところでどうアプローチしていくのか、正直わからない部分があります。

ハッシュタグに#ワイン好きとかつける・・・とか小手先ばかり考えますが、一番は自分のお店に自信も持って営業をかけなきゃそもそも知ってもらえないですよね。

場所が少し遠いので視覚効果は薄い前提だとSNSでの集客が決め手になるとも思いますが

SNSで発信してもイマイチ集客効果が少ない→フォロワー数が少ないから影響力が少ない。真に欲しい人に情報が届いていない。N2としての魅力が欠けている。

これらはSNSの活用としては失敗している現状です。そこを踏まえてN2がとるべき手は

(4年目なのに)口コミを書いてもらう努力

N2の口コミサイトでのコメントは以前は何件かあったのですが今は何故か消えて

また行こう!とは思わない ☆2

のみに・・・

個人的には口コミに対してあまり興味もなかったし、初期のサービスだったから不手際があったのは仕方ないくらいしか考えていませんでしたが、店の評価=私の評価ということは真摯に受け止め、気持ちをリセット!電子的な店のガワも綺麗にしないといけないなと思いました。

来てくれたお客様に高評価コメントお願いしますだと露骨にうざがられるだろうし本意ではないので、Give&takeで協賛品と連動させようかと

現在、協賛品キャンペーンでご来店のお客様に粗品を進呈していますが、進呈品の幅を広げたうえで、口コミを書き込みしてくれた方に粗品を進呈する方がお互いメリットはありますよね。

ただ、安易な☆5ばかりは信憑性に欠けるので辛口評価でお願いしますと付け加えて、一つ一つコメントにもお返事していきます。

他者から評価されることがお店の評価に直結する口コミ。しかもワンオペなので他者の責任になんて出来ませんからね。正当な評価にはそれだけのサービスが伴ってるはず、良くても悪くても自分の成長に繋がると考えて臆せずお願いしていくので来店の際はよろしくご協力のほどを!

②行動をリセット!

N2は’Not Narrow’という’視野や考えを狭くしない’という経営理念は続けていきます。しかし実績を思い返すとアウトドア好きや出会いを求める方のコミュニティーが出来たり、イベントが出来たのがオープン1年目だけ!

なのでコロナの影響が少なくなった4年目は1年目の活気を取り戻すため行動していこうと思います。事実、1年目がやはり最高営業収益を稼ぎ、以降は右肩下がりです。

保険を捨てた身ですので、ある意味ではコロナ禍というリスクを改めて背負って飲食店を営業していくことになります。ただ、この状況でもやっていけないと今後の生存競争に敗れてしまいますし

あのコロナ禍で生き抜いた飲食店って何か勲章の様な気持ちが欲しいです(笑)

そのためには行動をリセット!

コロナ禍では珍しくなかった「1日の売り上げ0」を恥じ、そうならないように頭と体をN2に使う。そのためには健康な身体と健康な思考!最近は長時間労働が祟ってそんな余裕もなかったのですが時間を得たいま、しっかりしないといけませんね。

考えの中では

・ブログの更新頻度の回復

・市場調査で他店や卸店に多く出向く

・メニューの開発及び食べ合わせの研究

・自分が楽しむ←これが一番大事

・イベントの確実な開催(人数不足で中止なぞ論外!)

・新たな分野への挑戦

など色々出てきますね。一つ一つスモールゴールを設けて達成していき、成功体験を増やす。これも健全な経営には必要なことです。

今後のイベント、アウトドアについて

イベントに関しては平日開催出来る物も増やし、休日に出来ること(人の集まり易い曜日)は回数を増やしていく方針です。

平日に関してはいつもやりたかった「異業種交流会」

名刺を持ち寄り、異業種の人々が集まって話をするだけですがこれは意外に楽しいです!

自社にはない考えを持った人に会えたり、お互いにメリットのある営業や業務改善につながるアイディアが出ることもあります。

バーでやるからには軽食やノンアルコールカクテル、ビールの用意などオプションも付けたら「夕食ついでに交流できて飲み友達になった」なんて最高のシチュエーションも可能ですね!

アウトドアに関しては1年目に行っていた休日BBQ会を今年はやりたいですね。昭和公園でのBBQも問題なくやれるということだったのでそちらを使ったり、設備は少なくなりますが函キャンでやることも出来ます。

1年目に比べて調理スキルや用意の手早さ、道具のグレードアップなどでより楽しいBBQが出来るようになったこともプラスですね。

「旨い飯は万人を繋ぐ。酒があればなおよし」    N2マスター

ということで初対面同士でもテントを持ち寄ればわいわいグループキャンプできる時代。あなたもN2経由でアウトドアに染まってみませんか?

まとめ

コロナ禍でのバー営業をし続ける覚悟を決め、保険を捨て時間を得た2022年。1年目の勢いを取り戻せるかは気持ちと行動次第ですが、まずは3周年記念でお客様に感謝の気持ちを還元できる期間にしたいですね。

店内イベント、アウトドアイベントも今後は制限なく開催できそうなので、SNSやHPを見て気軽に問い合わせして来て下さいね!

2022年函キャン始動!マイキャンプ場にあの設備設置と新たな試み

こんばんわ。N2です。

コロナ禍ではあるものの、行動制限のないGWで函館はかなりの活気を取り戻した2022年春だったのではないでしょうか?

私も忙しすぎて、「あぁ、観光地のGWってこんなに忙しいんだな」と燃え尽きた次第です(笑)

そんな中、密かに草刈りをして準備してきたマイキャンプ場(自称:函キャン)ですが2022年は暴れるぞ!ということで色々な企画が動いています。今回はその紹介記事です!

マイキャンプ場・・・良い響きですね(笑)

キャンパー垂涎のあの設備が概成!

キャンパーなら一度は憧れるであろう設備が函キャンに概成しました。これからチューンナップや改造をしていく余地を残しているので乱暴な作りですがそこはご容赦を

ピザ窯です!!!

ホームセンターで基礎とレンガを買って組んでいけば素人の人力でもなんとか形にはなりました!後ろには空気穴つけたりレンガを半分に割って互い違いに組んでいくだけでしたが耐火、耐風性に優れる基本的な窯が完成!

早速できた窯で焼いたピザは両面カリカリのとても美味しいピザとなりました!苦労の甲斐や満足感が味に上乗せされ絶品ピザがプライベートなマイキャンプ場で使える利点はとても大きいと思います!

2019~2022年の活動の中で一番成果があったピザ窯作りは大成功と言えます!

また後日、豚の塩釜焼にも挑戦!

大量の塩を卵白と白ワインで混ぜてペースト状に。それを纏わせて塩味を付けた状態で窯で焼いていきます。

纏った塩を砕き、きれいに切り分ければ塩味がしっかり効いた豚肉がお見えに!カットしてもう一度火を通したら旨味と塩気の乗った美味しい豚肉になりました!

こんな風に大人達で遊んでました(笑)

今まではコロナ禍もあり、活動できる人数や資金面で不十分な状態でしたが、それらが一気に解決された2022年は函キャンにとってかなり追い風の状態で5、6月の時点でかなり遊べる場所へと変貌を遂げました!

場所は非公開とさせていますが、N2マスターやFacebookの函キャン部経由で個人確認取れれば案内することは可能となっています。

今現在アクティブな人材は少ないですが、今後

資材の提供があれば物つくりが出来るDIYが得意な人。

YoutubeなどでPRを兼ねた撮影活動が出来る人。

マイキャンプ場作りに真剣な人

を集めて、もっともっと函キャンを発展させていきたいと考えています。

またそのためにもう一つ取り組みをしています。

貸し農地の利点を活かし野菜栽培

土は驚くほど健康な函キャン。ただ雑草を刈ってる広場というのももったいないので一部を使って野菜栽培を始めました。

北斗白石農園の神トマトの苗を購入して一部植えてみました!

常時人がいるわけでもなく、市内からは遠いため私が水やりなどの世話をしていますが、最高の日当たり、土壌で素人が野菜を育てられるかの検証も含めて栽培を始めました。

苗を買うときにトマトの生育についてご教授頂きましたが、今はまだ実がなっていない状態。まだまだ時間がかかる作業ですが、何かを育てるというのはやはり良い事ですね!愛着も沸くし場所も好きになる。

いずれは何種類かの野菜を栽培して、函キャン収穫祭が出来るほどの量が獲れればいいですね!その先駆けとしてまずはトマトの生育を頑張ります。

以上が函キャンの近況報告でした。今年はアウトドアに割ける時間も多く取れそうなのでアウトドア交流会の開催や外での活動に重点を置く年になりそうです。

今後の展望

今年のN2としての動きは2019年からやっているBBQの復活グループキャンプの実施です。

コロナは終息には至らないものの、ワクチンの接種や行動制限のない活動が徐々に認められてきているので外で行うイベントは2019年並みに復活させていく予定です。

戦争による物価の高騰で飲食業界はコロナ並みかそれ以上の打撃を受けそうです。そんな中でも普通の食材が何倍にも美味しくなり、豪快な見た目のアウトドア飯はまた注目されると思っています。

人との関わりが希薄になったコロナ禍において、感染確率の低い外での会食は日頃の暗い生活に光を見出すものになると真剣に思っています。

N2へのアクセスに繋がればまた違う楽しみもありますし、外で美味しい食べ物、あればお酒も絡めて従来の様なグランピングスタイルで楽しめる場の提供を今年はもっと推し進めていきます。

まとめ

2022年はコロナ禍でも行動制限のない年になりそうなので、函キャンに新設されたピザ窯や野菜栽培を経て、N2繋がりのアウトドア活動を活発化させていきます!

飲食業界がぶち当たる今なお続く外食自粛ムード、新たに起こりうる物価高騰は無視できぬ問題ですが、N2は「視野や考え方を狭くしないこと」で乗り切りたいと考えています。

店内飲食はメインではありますが杉並町、本町ですらまだまだ静かです。店内、店外イベントを活用した二刀流で2022年は頑張っていく所存です。

ブログも徐々に増やしてしていきますよ(笑)

ブログ再開のお知らせ

長らく報告もなくブログの更新ストップしていましたが、そこそこストレスがかかる状況にあったため書いてる気力がありませんでした。

6月からはブログにも時間を割いて本格的にブログ活動を再開していこうと思いますのでこれからもN2ブログと函館の食べ飲みをよろしくお願いします!

簡単な報告となりましたがマイキャンプ場(自称:函キャン)や6月の旬のメニューなど書きたいことは山ほどあるので今後の更新にご期待ください!