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月別アーカイブ: 2020年9月

函館の五稜郭まちなかオープンテラスに参加!感想と課題

こんばんわ。N2です

今回は今年初めての試みである

五稜郭まちなかオープンテラスに参加してみての感想と見えてきた課題について書いていきます。

新型コロナウィルスで各種イベントやお祭りが中止となっている2020年ですが、人の密集することを避け、ある程度の距離を保つことでイベントの開催も容認されるようになってきました。

函館市は、徹底した自粛により経済は打撃を受けましたが、陽性確認者は8人と25万人の居住者に対して極めて少ない感染者数で現在に至ります。あまり口うるさくマスク着用を言う人もいないですし、この程度で済んでいるのは市民の皆様の協力あってのことですね。

逆に言えばドッと観光客が来た場合は、この緩さが隙になるかもしれないので引き続き感染症対策をしながら社会生活を行いましょう。

そんな中、五稜郭地区の閉塞感をなんとか打破しようと、実行委員会が立ち上がり、N2にも参加を持ちかけてくださった五稜郭まちなかオープンテラス!SNSや新聞での広告も活発で、気持ちを同じくした40の店舗やスポットでLIVEや抽選会などが行われました。

参加した結果、楽しいイベントになって活気が戻ったと感じましたし、他のお客様も喜んでいました!後ほど写真などを使って紹介していきます。

しかし、N2は賑わったけれども杉並町は・・・?

人通りが増え、活気あふれる本町エリア

緊急事態宣言、営業自粛を受けて全国的に巣ごもりが進んだ3~6月、外食は出来なくなり、シャッターが下りて真っ暗な本町は本当に寂しいものでした。

観光都市函館は飲食、宿泊、観光業が被害を受けてとてもつらい時期がありました。今は平常を取り戻しつつありますが、その際減った客足が今回のイベントで戻ってきていましたね!

ソーシャルディスタンスとして離れて接することが求められる現在。3密を防ぐため、換気の良い屋外での活動は注目を集めていました。N2でも夏祭りと称してテラス風でイベントをやったりしていましたし、中止!中止!のご時勢で面白くなかったのは事実。

やはりというか、当然の反応ですが、皆さんイベントに飢えてましたね(笑)

家族や友人と酒を飲みかわす団らんは人間に必要な娯楽であり、感染症対策を講じながらでもやっていく意義がとてもありました。

露店出現!夏祭りらしさに

実は開催1週間前に店舗前のスペースを使って露店を出したいという要望がありました。当初の予定にはなかった露店の展開でしたが、シナジーがあると判断して承諾。

店舗前にテントが張られ、テーブルに並ぶB級グルメの数々!購入して店内で酒のつまみにする方もいましたし、出店してもらって良かったですね。

タレの味がしっかり染み込んでボリューミーなタレザンギ!

大阪の粉を使っているという焼きそば。うどんのような太さの麺が肉、野菜と絡んで絶妙!

席数こそ一席分しか並べれなかったものの、買ってその場で食べていくには十分でした。

見えてきた課題

楽しくイベントが開催されている本町、行啓通。

賑わうスポットと比較して杉並町の静かさはいつも通り。理由は杉並エリアの出店が少なかったことが挙げられます。

飲食店が並んでるわけではないから仕方ない部分もありますが、少なすぎか(;’∀’)

少し見づらいですが40番がN2。39番の茶結さんとは約200m距離が開いていますが、その間で席の展開はなし。旧本町市場では販売カーやスタンプラリーの抽選会場なのもあってビアガーデンのような盛り上がりでしたが、以東は正直人が賑わっていなかったですね。

実行委員会の方々には開催してくれて感謝していますし、期間中は2020年一番の売上でした。

他の店がやらないから杉並エリアはN2が独占じゃい!というわけではなく、イベント全体の盛り上がりで見ると本町と行啓通は盛り上がったけど、杉並は市電や車からは見えるけどわざわざ歩いて買うほどでもない状態。

せめてトヨタレンタリースさんや元ドーミーインの広場に出店してくれる個人や企業がいれば・・・遺愛高校生が何かできれば・・・Ifでありもう終わってしまいましたが、杉並は工夫や出店者次第で穴場になれたのではないかと思います。ベルクラシックやシエスタ前はLIVEやパフォーマンスが盛んでしたが、杉並エリアでもやってほしかったですね。

席も自店での準備のみだったので、座れる可能性の低いこっちまで足を運んでくれる新規客が少ない。道路一帯ずらーっと席が並んでるわけでもない。N2に隣接する飲食店はタイミング悪く閉店と追い風が少なかったのが印象ですね。

今後の可能性としての形

ただ、これらを予測して動くことは出来ました。N2は私一人で営業していてあれ以上お客様が入ったらキャパオーバーだったので自店営業分は良しとして。露店の効率的な集客や協力関係が築けなかったこと。テイクアウト販売の販路拡大のチャンスを逃したことは反省点ですね。

露店に関してはお互いの商品のコラボを進めれば良かったですね。フードは任せるとして、ドリンク、アルコールも一緒に販売してもらえばさらなる相乗効果が望めたはず。

テイクアウト販売も「今後の可能性」としてガンガンやれました。失敗や手間を惜しまず挑戦すればまた違った結果が見えてきたかもしれません。

例としてカップ酒。カクテル含め、ほとんどのお酒は1分以内に出来ます。来店からオーダー、支払い、受け取りまで3分で完結してテイクアウト出来るアルコールが販売出来たら・・・

隠れた人気で需要もあるコナコーヒーも出せたし、かき氷もまだ出せる気温。考え直せば考え直すほどやりたいことが色々ありましたね。人手が足りなければ借りればいい。知恵がなければ絞ればいい。商売人として私はまだまだ!

個人的にもイベントの趣旨としても成功としても、杉並エリアの盛り上がりがイマイチ。ここが今後の課題なのかもしれません。

まとめ 盛り上がりを見せた函館市!

本町、行啓通は例年のような盛り上がりを見せた本イベント。杉並町もっと頑張ろう!と言うより自店の販売計画でオンリーワンな展開が出来た方が良い結果になったのではないかと思わせる二日間でした。

今回の成功で今年のイベントの可否も変わってくるかもしれません。屋外での活動なら感染リスクを低くすることが出来るという認識が市内外からどう捉えられたかですね。

来月はハロウィンがあります。しかも土曜日!

函館はあまりハロウィン感出してないように思います。付き合ってる人が静かな人が多いせいなのかもしれませんし、渋谷みたく大騒動になられても困りますが(笑)

9月も残すところ1週間。26日には40代以上限定交流会も開かれます。23日現在10名のご参加!

10月もアウトドア含め店外イベント営業もしていきますのでまだまだ函館の外で遊ぼう!

お酒が飲めない人ほどBarを利用するメリットが大きい!?

こんばんわ。N2です

今日は、多くがホテル時代の受け売りですがお酒を体質的に飲めない人向けの記事です。

Barはお酒、カクテルがメインの飲食店です。お酒が飲めない人の多くは人生で一度もお目にかかることのない空間。なんて考えていませんか?

Barはお酒が飲めない人しか来てはいけないわけではありません。(未成年の飲酒には気を付けていますが、明らかな子供の入店は親同伴で許可しています。)ですが、幻想的な雰囲気、良い感じのBGM、気さくなマスター、様々な情報発信基地としてのBarを利用しないのはとてももったいないと思いませんか?

居酒屋に団体で飲みに行って、ウーロン茶やソフトドリンクでも気が合う仲間となら楽しめます。しかし、皆が盛り上がってるのに一人だけ飲まないと「ノリが悪い」「1次会で帰っちゃうからつまらない」という風潮も一部では今だ根強いでしょう。

お酒は飲みニケーションと呼ばれるように適量を飲めば人を陽気にさせ、緊張感を解き、普段は聞けないことも聞けるボーナスタイムになります(笑)ここから生まれる本音やジョークは人間関係を円滑にするのに大いに役立つと感じています。

ボーナスタイムを享受するためにはお酒の場に同席しなければならない。ですが、お酒の影響は人それぞれ。荒れる人もいれば泣き上戸、セクハラオヤジとやばい人はいますよね。ですが行きつけのBarを使えばその問題はほぼ解決できると言っていいでしょう。

地元から離れて暮らしていると行きつけのBarに相談事や他愛もない話をしに行ってリフレッシュしたものです。そういう思いが強いので今では初めていく土地でも良い雰囲気のBarを見つけるセンサーはかなり敏感です(笑)

函館市民には行きつけのBarを必ず一軒は作ってほしい。そう思って今回はこの記事を書いていきます。

コミュニケーションの場

私はタバコを吸いませんが、喫煙者同士の喫煙所の仲はうらやましく感じることもありました。先輩についていって一緒にタバコを吸って仲良くなる。年の差の壁をいち早く取っ払うツールとしてタバコはとても魅力的でした。

お酒も同様です。お酒が強かった(酔いづらい)私は自衛隊在籍中は普段は話せないような上官や隊長と飲んだり、2次会についていって交流を広げていました。仕事中は見せない顔を見せてお互いに親密になっていました。(函館出身者だけの会とかを思い出します)

ホテルに勤めるようになってからは、顧客が会社の役員、社長は当たり前、有名人も来店されるので接遇には人一倍気を遣っていました。そのおかげか一緒に飲もうとご相伴にあずかったり、仕事終わりに一緒に飲みに行くこともありました(当時も今もタブーかもしれませんが)。

この一期一会の出会いでも人同士を強烈に結びつける力がお酒にはあると感じています。よく「お酒の力を借りる」なんて言いますね。普段は照れくさくて言えないようなセリフもお酒の席だと言える。カップルがデートの締めにBarを使ってるなんてカッコいいです。

一軒目の飲食店も楽しめますが、Barならお酒の利点を最大限活用できます。

無理に飲ませすぎない

バーテンダーの仕事は

お酒を提供して楽しい時間を演出する。これは当たり前として

お客様の状態をコントロールする。これも重要だと思っています。

どんなに楽しいお酒の席でも泥酔して他人に迷惑をかけたり、まともに話も出来ないのであれば逆にデメリットになります。

居酒屋の飲み放題で自分のキャパシティーを超えるお酒を飲んでぐでんぐでんになった人を見たことは多いと思います。それは自分でお酒の量がコントロールできないからです。

函館市民にこれだけは言いたい!というと主語が大きいので当ブログを読んでくれているあなたには伝えたい。お酒は適量で(笑)アルコールを過剰摂取したら思考も自制心も鈍ってしまいます。でも楽しいし美味しいからお酒は進みがち・・・

バーテンダーがこういうお客様に対応するときは「(楽しいから)もっともっと飲んで下さいよ!わはは!」というのではなく「今日はもうたくさん飲まれているようなので控えましょう」とはっきり言います。私ももちろん言いますね。

その日の帰りは気分よく終えてもらう。昔からの悪い迷信、風習ですが「お酒は飲んで吐くほど強くなる」「お酒の強いやつが正義」「深夜まで上司に付き合うと出世しやすい」「罰ゲームはテキーラショット1杯」等々・・・あなたの身近にありませんか?

個人に対応してくれる

居酒屋で飲むのとBarで飲むことの一番の違いは個人をより知ってもらえるかにもあると思います。

カウンターがある居酒屋で店主と話しながら飲むことももちろんありますね。ない場合は同席者だけで話すことがほとんど、そういう時にお酒のコントロールは自分でしなければいけません。

店主と仲良くなればお酒の好みやおつまみを工夫してくれることもありますが、基本は自分の頼みたいメニューと飲みたいお酒を頼むことになります。これで気に入ればお店のファンになりまた来たくなる。ですが、店主と仲良くなるという特殊な工程を踏まなければならない。これが難しい人はいるでしょう。

Barの場合、カウンターがあることが絶対なので必然的にマスターとお客様は相対して話すことになります。初来店のお客様でも常連様でもマスターのする仕事はあまり変わりません。

会話で個人について知っていく中で色々な話が出来ます。普段のこと、仕事、恋愛、趣味など・・・Barのマスターはお客様の話や愚痴を聞くことがほとんど。家族や恋人以外に相談できる話し相手といった位置づけが一番近いでしょうか。

ここで本題!お酒が飲めない人がBarを利用するとどうなるのか。

まず、酒も飲めないのか。冷やかしは帰んな!といった江戸っ子気質はないですし、ノンアルコール飲料も豊富にあります。ノンアルコールカクテルはおしゃれで美味しい!

現在は道交法で飲酒運転も厳しいので今日は車で来たというお客様も中にはいますし、そのままノンアルコールで居ても問題ない世間は良くもありますね。なにより一緒に飲食する場を共有することでコミュニケーションの場として完成しています。

同席者のお酒の嗜好、お気に入りを見極めて、次回の席でそれを用意出来たり、美味しいお店だったらあなたの評価はどうなるでしょう?もうわかりますよね。しかもアルコールが入ってないので記憶力もばっちり!なんて世渡り上手なんでしょう

○○産の渋い赤ワインが好きというお客様が、次回来たらそのワインがあったのと同じ感覚です。

これは一例。お客様の中にはお酒が弱い事を隠したい、恥ずかしいと思う人もいます。立場上であったり、見栄であったり様々ですが。

ここで飲めない人のBar利用術その2

「マスター!俺(私)はいつもの!」

2回目以降利用時の手口ではありますが、これは本当に魔法の言葉です。

初めて来店されたときにアルコールが飲めない事を告げることはとても重要です。個人を知ることの神髄はここですね。Barではこれが当たり前にかつ自然に出来ます。

一人で来てる時は自由にノンアルコールを頼めばいいですが、同伴者が居る場合はまた別です。冒頭でも書いたようにお酒が飲めないと「ノリが悪い」と思う人はまだまだ一定数居ると思います。

そんな状態でBarに一緒に来て、この魔法の言葉を告げる。シェイクされて出てくる色鮮やかなカクテルを見てノンアルコールだと思う人、ノリが悪いと思う人はいるでしょうか?

答えは99%No。これは「お酒が飲めるていでノンアルコールを出してくれ」と暗に言ってるのと同じです。

行きつけのBarをこういった風に使うことが出来れば「ノリが悪い」「1次会で帰るの?」と言われることは今後なくなると思いますし、お酒が飲めなくてもお酒の席が好きになると思います。

完全に酔っぱらう前にマスターが静止してくれるし、酒の肴も美味しい。一人で来ても数人で来ても静かに楽しめる。不安なく飲める場・・・

お酒が飲めないあなた。Barに来てみたくなりませんでしたか?

まとめ

お酒が飲めない人ほどBarを利用した方が良い!?と思ってくれるような記事を書きました。来て誰にも触れられず静かに飲みたい時もありますが、ほとんどは話を聞いてほしいもの

マスターやお客様同士の交流を適量のお酒で演出する場としてBarは最上の場であると考えています。二日酔いになるほど飲んだらお酒も嫌いになっちゃいますよね

行きつけのBarのマスターはあなたの理解者であるとともに最高の演出家。マスター!いつもの!で伝わる意思疎通も素敵な関係。記念日にはサプライズもするし、照明を落としてムードをより一層際立たせることもする。歌も歌いますよ(恥ずかしいけど)!

函館はまだまだBarの利用シーンが少ないと思います。コロナ以前からそうだし、急に変わるとも思っていませんが、せめてN2利用者のあなたには立派なBarの達人になってほしいですね。

9月19日、20日は五稜郭まちなかオープンテラスが開催されます。N2もテラス席展開してお待ちしていますのでぜひお越しください。

オーセンティックバー?ダイニングバー?N2の現在とこれから

 

こんばんわ。N2です

今回はN2の紹介ということで「Bar」とはどんな場所なのか、どんな種類があるのか、N2はどのカテゴリーに分類されるのかを開店1年過ぎてから書いていきます。

オープンしてから真っ先に書けって?定まってなかったんです(笑)

改めて知る「Bar」のスタイル。函館の飲み屋市場も絡めて書いていきます!

そもそもBarとは

Barと簡単に言えば「お酒をメインに提供している飲食店」のことです。

広義はカウンターがあり、カクテル、焼酎などのアルコール飲料を提供しお客様をもてなす場です。

Barのオーナー(経営者)はマスターと呼ばれます。私も呼ばれますしね。主に英語形で男性の場合を指し、女性ならミストレスと呼ぶらしいですが聞いたことはないですね。

女性オーナーはママと呼ばれていることが多いですが、これは函館に「ママ」と呼んで差し支えない年齢のパブのオーナーが多いからだとも思います。札幌に行くと若い女性のバーテンダーがやっているBarも見かけます。その場合あなたは何と呼びますか?意外に出てこないですよね?

実は呼び方はあなた次第。私もマスターと呼ばれることもあれば苗字や名前で呼ばれることもありますが特にどれが良いも悪いもありません。バーテンの兄さんとか言われたらえ?って思うかもしれませんが(笑)

そんなおしゃれなマスターが切り盛りする大人の社交場を総じてBarと呼びます

次はそのBarの種類を書いていきます。

無数にあるBarの形態

Barと言っても函館市内に無数のBarがありますが、それぞれ特色がありますよね?マスターの数だけBarのカテゴリーも違ってきます。

オーセンティックバー

オーセンティックとは完成された、伝統的なという意味があります。一流のバーテンダーがおり、アルコールの種類、マスターの技術、話術が光る最高級の空間です。N2が目指す王道のBar・・・なんですが、まだその域に達していないですし、意外とカテゴリー違いではないか?と思う今日この頃です。

では、N2のカテゴリーは何かと言うと「ダイニングバー」に当たると思います。

ダイニングバー

飲料の他にも食事も豊富に用意され、一軒目から来ても問題ないBarです。

当初から自家製ジャーキーやバゲットを使ったおつまみメニューの他に、最近ではドリア、パエリア、チキンダッカルビ、自家製ソーセージのカリーヴルスト、ダッチベイビーと空腹を満たせるメインメニューも増えてきました。

お酒も食事も楽しめて1次会、2次会どちらでも利用できるのが大きな特徴ですね。

格式高いBarではまだなく、私の好きなワインとそれに合うおつまみを提供することを考えているのでN2は今後函館ダイニングバーとカテゴリー化した方が良さそうですね。

ショットバー

これはお酒をグラスではなくショットで出すお店です。帰りのバスの待ち時間にちょいと一杯。1次会前の0次会に軽くアルコールをいただくといった用途がありますね。

私はお店に入ったらじっくりマスターと話しながら飲みたいので、あまり行かないんですが、ノーチャージでお手軽に短時間で飲めるのが利点ですね。

お手軽とい点では立飲みのスタンディングバーもこちらに類するかもしれません

ミュージックバー

音楽とお酒を同時に楽しめるBarですね。古くからお酒と音楽の静かな雰囲気で飲んでリラックスすることが好きな人は多いです。ミュージックの種類もジャズやクラシックなど多岐にわたります。

言葉は不要で、粛々と好きなジャンルのミュージックを肴にお酒を飲む。なんて大人なんでしょう

アミューズメントバー

ゲームを楽しみながらお酒も飲めるBarですね。ダーツやカラオケ、ピンボール、ビリヤード、マジックなどでお客様を楽しませることに重点を置いた形態です。

古くからアメリカの酒場と呼ばれる場所には必ずと言っていいほどプール(ビリヤード)がありました。

ただお酒を飲んでゆっくりしたい日本人と違ってアメリカの人々は楽しく飲むコミュニケーションの一つとしてビリヤードを嗜んでいました。ここに国民性が出ていますよね。

上手い下手も勝ち負けも関係なくビリヤードに興じて仲を深める。実は私もアメリカに1か月滞在していたことがあり、そこでマンガ喫茶で培ったなんちゃってビリヤード技術(笑)で米国人とビリヤードしたことがあります。

勝負には負けたんですが「sorry,this game lose」とか単語を並べただけの英語でも「Hahaha!No problem!」といって一期一会のアメリカ人と仲良くなったことが印象深いですね。

遊びは最高のコミュニケーション!

コンセプトバー

N2も似ていますがビールならビール。ウイスキーならウイスキーといったようにある酒類に特化したBarです。

これはマスターの趣向と自信が100%出ているので、ある種類のお酒がたまらなく好きな人には最適のBarですね。

他のBarでは絶対ないようなお酒に出会えるうえに、マスターも飲んだことのないお酒を紹介したら嬉々として話が膨らんで、次回に来たらそのお酒を早速購入した・・・なんて良くある話です!

驚くことにBarにもこれだけのカテゴリーがあり、同じカテゴリーでもマスターのやり方ひとつで違った味が出るのがBarの奥深いところですよね。

函館の飲み屋市場

函館の一番の歓楽街は本町、行啓通エリアです。函館市のほぼ中央に位置し、バスや市電、乗り合いタクシーがあるので遠方から来ても帰る手段が豊富にあるため24時を過ぎても活気があるエリアです。

最近はコロナの影響で客足は減りましたが、最近は市民の皆様以外に観光客や市外、道外らしき集団客も多くなりましたね。

そんな函館で一番夜のお店が栄えているエリアですが、Barも無数にあります。全てを網羅しているわけではありませんが、これだけは言えることがあります。

本町はガヤガヤ系の店が多い

N2のお客様とも共通認識なのですが、本町のBarと呼ばれる多くのお店はカラオケ機搭載のカラオケパブやメンズパブが多いです。

これらはアミューズメントバーに分類されますが、お店にはでかいモニターとマイクがあり、歌を自分で歌ったり、従業員の男性や女性に歌わせてガヤガヤ楽しむ形態を指します。

先ほど挙げた通りアミューズメントを混在したBarならこの営業形態でなんの問題もないどころか長所なのでひたすら伸ばせばいいですね。ただ、中には静かに飲みたい大人もいる。そんな人が本町でBarを探せば多くは失敗することになります。

N2はマスターがおとなしい(!?)こともあり静かで落ち着いた雰囲気を意識しています。おとなしい人が無理してガヤガヤするとろくなことがありませんからね(笑)

この雰囲気が好きな人がわざわざ本町から少し離れた杉並町まで足を運んでくれます。自分が静かに飲んでいても周りがカラオケでガンガン歌っていれば落ち着いて飲めないし、話も聞き取りづらい。それが嫌!というお客様が集まります。

実はこれがBarN2の目指している姿であり、私も接客がしやすくてとても感謝しています!往々にしてマナーも良い方が多く、知らなかったとしても話の中でそういう事を話すと素直に聞き入れてくれる方が多いです。

なので、静かなBarでお酒が飲みたい。話がしたいという方はぜひN2へ!

マスターは30代なので超厳格なバーテンダーでもなく、お酒を飲んで話すことが好きな陽気な若者です(笑)多様化する函館のBarですが、N2は今後もこの形態で函館で営業を続けていきたいと思います。

N2の客層の柱

 

最後にN2の今後目指すべき考えを書いていきます。

N2の雰囲気とマスターの能力で出来ることは現在大きく3つあります。

基本的なバーテンダーのスキル

アウトドアなど、人に非日常を楽しんでもらうスキル

前に進みたい人を後押しするスキル

今までの経験を駆使して、ただのBarで終わらない「人の憩いと成長の場」を提供することが私のミッションであり、将来の理想像です。

バーテンダーとして

バーテンダーのスキルにはアルコールの提供のほかに人の感情を読むこと、喜ばせること、悩みを解消させる人間力が必要だと感じます。

これは普段のコミュニケーションで培われていくものですし、私もまだまだ失敗もありますが、接客を続けていくことで「今日はN2に行きたい(マスターと話したい)」と一人でも多くのお客様に感じてもらえるよう努力していきます。

非日常を楽しんでもらう

先日、N2で初めてサプライズバースデープレゼントをしました。当日は違うお客様グループも居合わせていましたが、ケーキと花束が贈られ、バースデーソングを歌うと他のお客様も一緒にお祝いしてくださいました。

誕生日の方は「誕生日をこんな盛大に祝われたことはほとんどない。特別な時間をありがとう」ととても感謝してくれました。このような非日常は特別であり、思い出深いものです。こういう取り組みは今後も仕掛けていきます。サプライズ好きなので(笑)

また、アウトドアもまだまだシーズンなので開催していきます。

N2では不定期でアウトドアイベントを開催しています。日曜昼のBBQや店を休業してのキャンプ会。今後は道南を飛び出して少し遠方にも行きたいですね。

アウトドア仲間の集うグループもあるので興味のある方は連絡ください!

N2のアウトドアは基本的にグランピングスタイルなので会費制で食材や食器は用意しますし、後片付けも必要なし。スキレットやダッチオーブン料理が昇華され店内フードメニューになることもあるので色んな食事を楽しめます。

これも非日常。たまには仕事の喧騒を忘れて焚き火の音しかない聞こえない夜やきれいな星空、外で飲むお酒(笑)を一緒に楽しみませんか?

前に進みたい人の後押し

私は以前コーチングという分野を学んでいました。これは自分の目標を数字化したり実現可能な目標を設定して、実際に出来たか、出来なかった原因は何か?出来るようにするにはどうすればいいか?といったビジネススキルのひとつです。

コーチングの大きな特徴に一つに自分で実行するということです。誰かにやらされるではなく、自分で目標を設定し前に進む。これを函館にも広めたいと考えています。早ければ9月か10月にコーチング資格を取得し、具体的なコーチング案を出して、人の後押しをしていく事業を開始します!こうご期待!

また、マスターの聞き上手にもコーチングスキルは活かされています。コーチングとは認めること。それを意識すれば人との接し方や会話の引き出し方は変わってきますよ。

ただのBarで終わらず、視野と世界を狭くしないという私のポリシーが

Not Narrow(狭くしない)の店名の由来ですので!

まとめ

タイトルからだいぶ飛躍しましたが、Barの意味やカテゴリー。函館の市場分析を挟み、N2の楽しみ方のダイレクトマーケティングで締めました。

函館で起業して1年以上が経ち、コロナの危機の大きな山を一旦は乗り越え、まだまだ頑張らなければならないですが、ただのBarでは終わらず、「人の憩いと成長の場」を目指し、変わらぬスタイルでこれからも営業していきます!