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真面目と真剣の違い。同じ誉め言葉でも問われる能力

こんばんわ。N2です。

今回は意味深な表題です。

’真面目’’真剣’類義語なこの二つですが。超楽観的マイペース男「函館で働いてて感じた、函館人の真面目さ」を多角的に書いていきます。

最近続く仕事関連の話題になりますが、Barで仕事の相談って結構多いです!その話題も業務内容より人間関係が圧倒的に多い。そこで聞く話では「函館人は真面目だな~」と感心する反面「真面目なだけ、真面目すぎる」と感じることもあります。

そして、函キャンの活動やキャンプの日程調整してると’真面目な人’はいるけど’真剣な人’がもう一人二人欲しいなと思うこの頃。真面目と真剣で何が違うのか?

と少し考えさせられる内容になっています。批判ではなく願望が強い内容ですが少し毒があるかもしれません(笑)

真面目とは

意味を調べると「誠実であること、真剣であることまたはそのさま」を指します。真剣が意味に含まれていますね。会社員でいうと「言われたことを忠実にこなす人間」が表現では近いでしょう。

え?これは良い人材なのではと思ったあなた。これから皮肉を込めた真面目人間の個人的な分析をしていきますので考えを改めることになるかもしれません(笑)

真面目な人間は個人的な付き合いでも仕事の同僚でも助かる場面はもちろんあります。組織になくてはならない人材で、仕事をきっちりこなす。人に好かれて仕事や営業がスムーズ。文句を言わない。反論しない。悪口言わない。良い社畜ですね。

逆に私の超偏見ですが、真面目な人の欠点はというとお堅い。面白くない。応用がきかない。アイディアがない。100%しか仕事しないが挙げられます。特に最後に挙げた部分は日本人の組織の大半なのではないでしょうか?

この100%しか仕事をしない人が今回の隠れた主題となります。私が函館で働いて感じたのは皆、真面目だなと思う人が多い事です。今回のブログでの真面目は褒め言葉とは少し違います。つまり100%程度しか仕事をしない人が多い。

では次に真剣な人について分析していきます。

真剣とは

転じて真剣の意味はというと「いい加減や遊び半分ではなく本気なこと」古くは武士のいた時代、竹刀や木刀に対して正真正銘人を斬れる刀がこの真剣。ひも解くと’本気であること’の意味合いが強いですね。

真剣な人はとても高い情熱を持っている。物事に対して興味が尽きない。200%の仕事をしてくることがある。友達としては何かに特化している人って面白いです。同僚としては扱い次第で強力なライバルにもなるし一生勝てない孤高の存在にもなります。

’200%の仕事をしてくる’こちらもまた後述します。

さて、欠点はと言うと、遊び半分で踏み込むとキレられる。良くも悪くも動き出したら止まらない、止められない。折れたり燃え尽きると途端に弱くなる。興味ない事には微塵も興味を示さないし、行動しない。

剣で例えると、遊び半分で木刀で試合するとこちらは死に、切り合いを始めたらどちらかは死に、剣がないとただの人。斬る以外にはほとんど用途がない。と書けばもはや狂人としか言えませんね(笑)

ただ、今の世は他人からの評価に敏感な人が多いのも事実。そんな他者からの目を気にせず、決めたことを一心に貫く真剣な人は希少になってきました。それが自分や家族のこと、趣味、人付き合いひとつをとっても何かに本気な人はカッコいいですね。

仕事面で見ると

さて、主題となる’仕事’に関してです。

真面目と比べて真剣な人は少ないのは色々な要因が考えられますが時代もあるでしょう。

従業員に愛社精神はないし、自分の時間が大事、出世に興味がない(責任を負いたくない)とネガティブな傾向が目立ちます。これでは仕事が出来ないのは当然。

今や「仕事が出来る」という言葉は幅広い意味で使われています。

単純に

①職務遂行能力が高い

②人の気付かない部分まで考えている

③人を喜ばせる、驚かせることが出来る

くらいが思いつきます。

①職務遂行能力とは仕事が効率的に行われていればおのずと高まると思ってます。1日の仕事量をその日で終わらせる計画性。それを可能とする段取り含めた仕事のスピード感が高い人は仕事が出来ますね。

私は時間内の終業を何より重んじているので始業時と終業間際では集中力にかなり違いがあります(笑)計画的にしてる部分もありますが不測の来店やトラブルに備えて前倒し前倒しで作業を進めることが出来ています。そもそも残業しないと仕事が終わらないのはダサいと思っているのはありますが・・・

後は何事においても決定、決断が早い人!今ではフットワークの軽さとも言いますが、昭和世代は良くも悪くも先輩のお誘いは断れなかったのに対して、現代人は断る意思を示すことが出来るし、それが普通だよねという時代になってきている。

そのような環境でも必要か不要かを瞬時に判断し、利があれば何を差し置いても付いていくし、なければほどほどの距離感で接する。上司、部下に当てはめると自分がどちらに思われているか気づくかもしれませんね。

それを良い方向に持っていく最適な手段があります。それが「飲みニケーション」

・・・え?いまさら言うことでもない?(笑)

②これは視野が広く知識や経験が豊富ゆえに色々と気付ける人ですね。今は終身雇用は崩壊しつつあり、昔と違って転職することが恥でもなくなりました。社会人になってから一本の仕事で頑張ってる方は尊敬できますが、他業種のことを知ることは大きな財産となります。

私は自衛隊にいたから出来た経験もあります(銃を撃ったり、米軍と訓練したり、演習行ったり)し、バーテンダーや営業職だから出来た経験たくさんもあります。その経験をもとに様々な視点から物事を見ることが出来ます。

本もそうですが会話などで人の経験を追体験できるのは言葉を理解した人類の叡智と言っても過言ではないですね。真剣な人は社会人だろうが勉強して吸収していきます。

究極は金を得るための業務は遊び。何かを学ぶ経験が仕事という感覚でしょうか。

③真剣な人は遊びも本気です。私は親しい仲なら記念日にワインを送ることが多いです。それはN2での会話や注文から好きなワインの傾向がわかるのもありますが、普段の何気ない会話からその人が好きなことを聞き洩らさないようにしています。

そのうえでプレゼントを贈って外したことはあまりないですね。大人相手だから出来る選択肢が多いですが、喜んでもらうためにリサーチは欠かさないし、子供と遊ぶ時とかも結構本気です(笑)

人を喜ばすのは難しいです。何かされたらありがとうございますと言われますが、形式的なお礼なのか心からのお礼なのかは声のテンションや表情でわかります。仕事が出来る人は喜ばせることやサプライズも本気なので上手いですね。

遊びに本気になるのはやる気や好き嫌いもありますが、行動しないと沸かないもの。社会人ならサークルや団体に所属してみるのも良いかもしれませんね。

そのためには仕事以外を考える時間と余裕が必要。それを捻出するためには仕事を最短で終わらせて人のために使う。繋がりましたが、仕事が出来るってこういう人だと私は思います。

真面目な人は①がまず出来ていないか①しか出来ない人が多い印象です。人間なのでステップアップで成長していくものでしょうが成長の速度はやる気や行動力に比例します。真剣な人は①はとっくに済ませて②、③に達してる人が多いでしょう。

①が出来るためには職種や能力はあまり関係なく、やる時はやる。これに尽きると思います。ただしやりすぎると疲れてしまうので息抜きも大事です。そんな時はBarに来てお酒を飲みながらお話しして発散しましょう!

何度も書いてますが人生は仕事と遊びと休息のバランスが大事です。仕事で頑張ったなら遊ぶことも休むことも頑張らないと損!何事にも真剣な人は魅力的ですね。

あなたや周りは真面目ですか?真剣ですか?

まとめ

真面目と真剣について考察を書きました。

最近のブログ内容をまとめると

函館人の上司にあたる人物は的確な管理能力を身に付け、部下は真剣に仕事をしろというところでしょうか。

かなり偏ったイメージですが真面目と真剣の一番の違いは100%の仕事をするか200%やって驚かれるかだと思っています。私は真面目ではないですが、真剣に行っていることはあります。今は函キャンですね。

N2では函キャンと言うマイキャンプ場を整備してアウトドアを楽しんでいます。今はアクティブな人材が不足しているので「真剣に」アウトドアを楽しむ方には良い環境だと感じています。

仕事以外で自分の時間や労力を割いて何かに取り組むのは文明人の成長に大いに繋がると思います。N2や函キャンを通じて様々な人と交流した身からするとこれからも真剣に取り組むことで評価されるし、なにより毎日が楽しい実感があります。

まずは真剣じゃなくて軽くやってみたいなくらいの気持ちで良いので函キャンの整備をやってみませんか?随時メンバー募集してます!