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函館にフランスのワイナリーがブドウ畑を造る?函館市ワイン地域振興!

こんばんわ。

昨日、twitterを流し見していたらとても気になる記事が

函館市でフランス・ブルゴーニュ地方のエティエンヌ・ド・モンティーユ氏が日本にワイナリーを開設するので、ワインによる地域振興指針の素案にパブリックコメント(意見公募)を募るという函館市役所の投稿でした。

えぇ!!と思って詳しく調べたら本当のことで、なんとプロジェクト開始は2017年で植樹式は2019年・・・どんだけ情報収集能力ないんだ!と自分を責めました

確かに畑のある桔梗や石川はブドウの栽培に適した地形なんですよね。

N2はワインバーを謳っていますが、ワイン好きのマスターの範疇を出ないところが弱さでした。なので今年はソムリエ試験を受けて武装強化する年になりますが、函館で本場フランスのワイナリーが進出してくるというのはビッグニュースです!

まだワイン化には時間がかかりますが、モチベーションの向上は営業にも勉強にもプラスです!しかし、函館市の抱えるワイン普及事情、消費と興味不足もワインバーを営業していて感じるものがあります。こちらは私見を絡めて書いていきます。

そもそもブドウってどうできるの?

日本ソムリエ協会教本からの抜粋です。

ブドウは蔓性の多年生植物で生育地に合わせた生育サイクルを持っている。

北半球の温暖地域を例にすれば、毎年秋の収穫後に落葉し休眠期に入る。冬季は気温(土壌温度)が休眠を支配し、土中温度の上昇と共に根が活動を開始し、一般的に気温が10度程度になると地上樹部の活動が始まる。

この休眠-萌芽-展葉-花穂-開花-結実-果実肥大-着色-成熟-収穫と言う生育サイクルに的確な作業をすることが大切だとされています。

函館の桔梗町に関しては南東向きの斜面がある地域です。平坦な畑より斜面が良い理由はブドウの日照時間を長くし、水捌けも良く、害虫や病気に弱いブドウの樹を育てるのに必要な条件だからです。

この休眠期に枝を剪定して整える作業が非常に重要で、他の北海道ワインブランドの余市や空知地方では降雪量が多く、降雪前か雪解け後に選定をしなければならず、ブドウの生育に合わせるにはタイトなスケジュールです。

函館は比較的降雪量が少ないので、真冬の時期でも剪定作業が出来るのは大きなメリットと考えたようで、冷涼な地域に適したブドウが育つ条件を満たしているんですね。

エティエンヌ・ド・モンティーユ氏はフランスのように私が育てたいと思っている、”シャルドネ”、”ピノノワール”、そして興味のある”リースリング”、”ソーヴィニヨン”という品種は涼しい気候に合ってるんです。北海道の地で雪が少ないところ、ということで函館を選びました。と話している。(引用:HTB SODANE

函館になにをもたらすのか

国が地域ブランドを保護する「地理的表示(GI)」でワインの産地として「北海道」を指定。(引用:経済産業省Web

地理的表示はほぼワイン業界でしか聞かない言葉だと思います。

その原産地の特徴や高い品質が評価される制度で、日本では山梨に次いで2例目に北海道が指定されました。これによって北海道で生産したブドウで造られたワインは北海道産と名乗ることが出来、格が付く、ブランド力が認められたと同義です。

北海道ブランドではすでに余市、小樽、十勝、富良野など、もちろん函館もはこだてわいん、農楽蔵が有名ですが、それらに続く新たな風が函館から発信されるのはとてもうれしい事ですし、相乗効果でさらに注目度も高まることが期待できます

函館のワイン産業の活性化で函館を「ワインの街」にというのが市の狙いでワインラベルにブドウの産地「函館」と刻む日も近いのかもしれません。

函館の正直なワイン市場

さて、希望に満ちたニュースでしたが、現在の函館はどうかというと。新しいワイン畑が出来ることに一喜一憂している余裕がないのが現状・・・

2月も今まで頑張ってきた飲食店の閉店が増えてきました。函館の基幹となる外食文化の後退は水を差す事態です。

そして、函館市民はワインが好きな人はまだまだ少ないなと感じる部分もあります。

もちろん、ワイン好きな方は一定数居ますが、函館は外食と言ったら居酒屋とカラオケパブの利用が未だ多く、ワインバーを探してまでワインを飲みたいという層は少数です。

拘ったワインを置いている店で飲んだワインが当たりだったことはあるにせよ。フレンチやイタリアンに行くより仲の良い内輪で盛り上がれていっぱい飲めるハイボールやサワー、ロングカクテルに後れを取ってるのは否めません。

”函館 ソムリエ”で検索したらマスターソムリエの経営するバーは出てきますが他はホテルレストランくらい。梁川町にあるお店も知ってますが、個人でソムリエ資格を取得して開業しているお店って意外と少ないのです。

この函館のワイン需要を増やさないことには、有名ワイナリーが函館に進出しても宝の持ち腐れになってしまうのではないでしょうか?

函館のワイン好きを集める

これは構想ですが、函館のワイン好きを集めようと思います。それこそアウトドア好きみたく(^^)ワインバーをやってるなら真っ先にやれよとツッコまれそうですが(笑)

私のソムリエ試験勉強の過程で味見(テイスティング)のためにワインを必ず買います。ワインとその主要ブドウ品種はある程度、味は解明されていて、テンプレートに近い表現も用意されているんですが、味覚は個人差があります。

ワインの味わいは合わせる料理にも影響しますから、それをベストに近づけるためにも多くの意見が必要なんですよね。

なので、隔週くらいで決まった日にワインの試飲を兼ねた「ワイン会」

ワイン好きがワインを語り合いながらそれに合う料理も楽しめる・・・そんな日を設けようかと

初めは一人でもいいですし、徐々にワイン好きの輪が広まっていけばもっと面白い事も出来そうな気がします。ワインと言うか飲みニケーション推進派なので(笑)

今はコロナで自粛気味ですが、眠っているワイン好きを呼び起こす楽しそうな企画を考えているところです!

まとめ

ブドウの生育に適した函館にフランス・ブルゴーニュの老舗ワイナリーが進出するというビッグニュースで北海道を巻き込んだ一大産業になるかもしれないワイン。

函館のワイン需要の爆発が発展の鍵となるので、N2にワイン好きを集めようという計画!

ワイン知識も共有できるワイン会で函館にワイン好きを増やしていきたいですね。