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コロナ鬱?函館で感じるセルフ自粛ムードと対面サービスの今後

こんばんわ。

さて、不穏なワードから始まりました今回の記事ですが、第3波といわれるコロナの感染拡大につき、函館市がどうなっているか、いま、飲食はどういう状況なのかを俯瞰しながら書いていきたいと思います。

同業他者同士でなんとかしよう、乗り越えようという動きもありますし、悲観する内容ばかりではないですが、少し僕自身もダメージを受けているので暗い内容かも(笑)

ですが、これを転機ととらえる人もいますし、函館が全滅というわけでもないのはまだ救いがありますよね。○○な人はこう行動しているという実例も挙げていきます。

しかし予想してはいましたが辛く長い闘いですね(;’∀’)

函館の今

函館市は1日あたりの陽性者数は10~30人ほどで推移しています。

ざっくりですが

人口約25万人の函館で20人陽性者が居たら

人口約1400万人の東京だと1200人ほどの陽性者が居るのと同じくらいの比率です。東京で1000人超え!と騒がれていますが函館も意外とやばいのが分かると思います。

これにより函館市民はセルフ自粛に突入!会社からは外食禁止令が出たり、不要不急な外出を控えてくださいという達しに従い、外出する人はGW明けの休業要請時並みに減ってしまいました。

観光もストップし、バスツアーや飛行機の利用者も激減。当然ホテルも空室が目立ちます。

治療の目途が立たない感染症の対策としてはこれがベターなのかなとも思いますが、会社から給料が出る会社員や公務員とは違い個人事業主、とりわけ対面サービスを提供していた飲食業は壊滅といっていい打撃を受けています。

コロナが収まっても元の生活に戻れるか?という不安もあるなか函館の飲食はどうなってしまうんでしょうか?

飲食の変化、今後の展望

多くの飲食店はテイクアウトメニューの開発をしたり、感染症対策を実施していることをアピールして数少ないお客様の獲得に必死です。

現場に関しては在庫との戦いもあります。生ビール樽は期間内に売り切れないことが多いので生ビールは休止して瓶ビールを準備したり、ワインもボトルでの提供を推奨したり、劣化を防いで品質を落とさない工夫がなされています。

要は口から飛ぶ飛沫からの感染の可能性が高いということなので食事が来る前の歓談時にもマスク着用を促したり、人数も4人以下が望ましいとか・・・

はっきりと言いたいのは、消費者はただ美味しい食事を食べに外食に来るわけではなく、同じ空間で出される食事の場を楽しみに外食するわけですね、今のコロナ下での外食は魅力が半減しているのは間違いないです

今後の飲食はどう変わっていくのか・・・専門家ではありませんが函館はオンライン飲み会とかZoomでの営業は浸透するのは相当遅いもしくは不可能だと思っています。

それはあくまで実際に会った人、目の前の人しか信用できないし、そこまでして飲みたいわけではない。映えとか流行にあまり興味ない人が多いです。

オンラインに疎い=高齢者と括るのは主語が大きいですが、反対にそういう流行、技術の最先端を行く若者の数が少ないのは函館市の抱える大きな問題ですね

ならば高齢者向けのサービスを促進していくのか?短期的な応急策としては良いかもしれませんがその後を考えれば若者層の取り込みも絶対必要。ではどうするか?

それは、街を歩いていると意外なヒントが転がっていました。

函館市民の行動原理

そんな中、市内には普通に外食している人もいます。

某寿司チェーンは19時のピーク時は平日でも満席。席数5~10の町の居酒屋なんかも普段通りかそれ以上に混んでる店はあります。

なぜか

仲間で集まる食事がなにより好きな人が多いのと、ある種の信頼感で成り立っていると思います。それは他者の排他的思想も絡んでるかもしれませんが

函館市内でしか動いてない仲間うちの人は罹ってないべ

というポジティブな思考の人が多いのだと思います。これは感染症対策としてはマイナスかもしれませんが、今の函館市にはプラス要因であると言えます。

コロナに罹る確率を下げるためには罹患者との接触がなければいいです。罹患者を見極める基準は体温を測ったりPCR検査がありますが、見た目で判別は難しいし無症状者は元気だしでもっとわからないと八方塞がり。

けれどもそれ以外に簡易的な判断基準は全世界をみてもないのが現状。ならばなぜ外出する人は一定数居るのか?

自分(彼、彼女)は元気だし罹ってないだろ。くらいしかないのではないでしょう?

私の周りでPCR検査を受けたという仲間はいませんし、体調悪くても普通の風邪だったりします。私も季節性の咳ぜんそくが出て、コロナじゃないの?(笑)と言われましたが普通に元気でした。

罹ったら罹ったで免疫を獲得するくらいの前向きな気持ちが今の街には必要だと思いますが、日々戦っておられる医療従事者や罹患して苦しい人、コロナで知り合いを亡くされた人にはふざけんな!と言われそうです

しかし、もうWithコロナで経済と生活を両立していかなければならないのは明白。

一事業者としても色々考えさせられます。

コロナ禍での変化

さて、飲食業は大打撃を受けていますが、深刻な打撃を受けているのが事業者のメンタル面です。

コロナで1日お客様0と言う日が増えてくると、売り上げが上がらず固定費が払えないという経済的不安もありますが、一番やばいなと思ってるのがやる気の低下です。

今日もどうせ売り上げ0だしな(投げやり)

店あけてても誰も来ないからさっさと閉めちゃおう(諦め)

努力しても外因で結果につながらない(無理)

店開けてるだけで燃料、電気、水道は普通にかかってくる(さらなる負債)

さらに挙げれば暗くなってくるのでこの辺で辞めときます(笑)

事業者はいま、こういう悩みが多いと思います。とてもリアルな意見として

こうなるとすごいネガティブな廃業や家族、友人関係にひびが入るほど荒れる人なんかが出てくると思います。事業を再起させるパワーがないといざ、もう大丈夫だよ!と世の中がなっても今まで通りに戻せなくなってしまいます。

このネガティブな気持ちはどうすればいいのか?まずは言える人に相談すべきでしょう。人間、貯めこんでていいものは貯金だけです(笑)ストレスや悩みは吐き出すことですっきりすることが多々あります。

そのためのBarであり、対人サービスが廃れない要因でもあります。会話すると気持ちも楽になるんですよね。

コロナで既存のサービスの提供は難しくなってしまったので新たなBar形態に移行するフェーズなのかなと思っています。

それは完全予約制のBar

築50年の店舗の30代のマスターがやるBarに予約してまで行きたい酔狂な人が函館にいるのか?!というツッコミが聞こえてきますが、予約して時間作ってもらってでも話したいことがある人。自分の仲間以外は来ない貸し切り空間。

あれ?これコロナ対策的には安全じゃね?

と思いませんでしたか?

消費者としても信頼できる仲間しかいない空間で食事が楽しめて、事業者側も無駄な在庫を出さず、来る可能性が限りなく低い一般客を待つために多大なコストを払わなくていいといいとこばかり

このように今のコロナ禍にあったサービスの提供の準備を進めています。ただ、最近私もやる気が落ちていたので(笑)このブログを発火点とし、N2のために企画していこうと思います。

いつまでもがらんとした本町、行啓通、大門。でも人の目が気になる大衆が集まる場

誰が保菌者なのかわからない恐怖

全て解決出来る(であろう)完全予約制のBarという可能性を模索していきます!

まとめ

函館人はセルフ自粛に入り、街は静まり返ってしまい、飲食業も工夫とアイディアの時代です。

でも飲みたい、食べたい、話したいという需要がなくなることはないでしょう。函館が再起するためにはお金も必要だけど事業者のやる気、モチベーションも大事!

N2はこれからも視野、考え方を狭くすることなく活動していきます!それが個人事業主になった大きな利点ですから