
こんばんわ。
私はサッカー小僧ですが、WBC決勝見てました。見事勝ちましたね!
特に大谷選手については全野球人周知のことかと思いますが素晴らしい活躍と結果で大会MVP。サッカーでは神レベルとなった昨年のW杯のメッシと被ることが多くて感動しました。
今回の記事はWBCに触発されて熱量と物事の勢いについて考えていきます。
これは自慢ですが、札幌のホテルレストラン時代に私は大谷選手を生で接客したことがあります。ファイターズで20歳そこそこの時ですね。二刀流で結果も出てる時期だったので完全個室での対応でした。
身長175cmあるので日本人としては平均的なサイズの私ですが身長192cmで筋肉もがっちりしている大谷選手を来店時見たときは完全に山くらいのサイズがありました(笑)
シェフはシェフハットにサインをもらっていて、私ももらっておけばと後悔しましたが、ただの見習いだった私はコースの海鮮の一皿を交換しただけ(笑)おこがましくてお願いできませんでした。ここで勢いがあれば・・・
ともあれ、これからの活躍も北海道から応援しています。本当におめでとうございます。
栗山監督が大谷選手を見出し、メジャー行きを考えていたなか唯一ドラフト指名して引き留め、日本野球での経験後にメジャーの階段を登ったことは有名です。
高校生にプロ球団の監督が何度も来て欲しいと尋ねるところは三国志で有名な三顧の礼にそっくりですね。ここでは栗山監督の熱量が大谷選手を動かしました。
そして日本シリーズでの優勝でついた自信と勢いでメジャーへ挑戦し、肘の手術で苦しみながらもメジャーリーグのシーズンMVPなどを獲得、そして今回のWBCでの物語的な優勝ととどまるところを知らない快進撃は圧巻ですね。
私は飲食業界にいて長いですが、独立に足る能力はそこまで有していません。とても良いタイミングでN2の今の店舗に出会ったからチャンスを掴んだだけですが、惰性でも勢いでまもなく開店から4年になります。なんだか感慨深いですね。
やはりというか当たり前に個人事業は難しいです。しかし、今は良環境で良循環な状態になっている実感もありますので、それらの勢いはまた別の機会にして熱量について書いていきます。
人に対する熱量

昭和生まれの私は労働に関して酸いも甘いも吸ってきた世代だと思っています。
高校生のレストランでの人生初バイトでは大人のお姉さま達に囲まれながらヨイ子ヨイ子で教えてもらったかと思えば、大学のバイトではなかなかブラックな社員に嫌気がさしたり
社会人になって自衛隊入隊時はきついしごき、半強制の強烈な飲酒、自分の能力以上のオーバーワークで故障などがありました。反対に自分の身体や精神を労わるセルフケア、良い上司の指示、理想的な部下の動きに関してはかなり経験が積めたと思っています。
自衛官退職後はガッチガッチなしゃべり方や考え方を叩き直されて、柔和になりましたがその後の転職黒歴史時代を経て自分の悪いところは認め、コーチングや倫理について学び自己の人格が確立したのが20代後半ですかね。一般人の成長なんてこんなところだと思っています。
良くも悪くも日本の社会人は良い上司か悪い上司かで人生は変わってしまいます。栗山監督が大谷選手を求め、それに応えたように人に対する熱量はその人の今後を左右します。
しかし、全てを他人任せにしては間違いを成長できないので自己分析(セルフケア)が必要になってきます。自分のモチベーションが何で燃えるかを知ることですね。
私はなかなかの社会不適合者だったので苦労しており、今でこそ個人事業をしていますが、ことさら仕事(労働)に対する熱量は低いです。これがN2で繁盛して儲けられるようになれば燃えるかと言われると違いますし、私のモチベーションの元ではないからです。
ここに従業員の人生や結婚相手がいて初めて燃えるのが私のモチベーションの元だと常々思っていますが、まだ従業員を雇う余裕もないし、独身なのがいけないですね(笑)自分こそ発奮せねば!
と、自己分析をすれば個人のモチベーションは見えてきます。あなたの仕事に関する熱量、果てはモチベーションの元は何でしょう?
家族を養う。自分が贅沢したい。社会から認められたい。色々あるでしょうがずっと頑張り続けるのは限界があります。そこでおすすめなのがたまの息抜きにBarに来ることです。
熱を保つには燃料を足し続けなければなりません。不完全燃焼のままではやる気は燃え上がりません。マスターとの他愛ないおしゃべりや常連様との一期一会。イベントに参加してのにぎやかな時間という焚火は必ずやる気を燃え上がらせます。
なので仕事で疲れた、嫌なことがあった時こそBarにきてやる気を上げる必要があるのです。
Barに来たくなりましたか?やる気が出たら次は勢いをつけるだけです。
物事の勢い

熱量について書きましたが、それを行動に移すのはかなり大変です。なので大事になってくるのが目標(ゴール)を決めて勢いよく走り出すことです。
目標が定まればそれに対する行動計画が必要です。この始めはかなり低くてもOK!ハードルを高くしすぎると一歩も進まずに逃げてしまうのが人間なので・・・
計画が決まれば小さくとも一歩ずつやっていくだけです。ここで大事なのが勢いですね。
私の愛読書の孫氏の兵法書の一文に以下があります。
「孫氏」(勢)編より
円石を千仞の山に転ずるが如きものは勢なり。
高い山の上から丸い石を転がした時に生じる勢いと同じようなもので、人も勢いが高まると強いということです。目標(ゴール)があって走り出したいなら、自然と勢いの付く環境に身を置いて勢いをつけることが重要と書いてあります。
目標を達成したいなら、緻密な計画を立てて準備し、勢いをつけて走り出すだけ。
今回のWBCでの大谷選手は物語性が高すぎることで注目されています。
栗山監督の元、日本のプロ野球環境で自分を高める→メジャーに行ける自信と勢いをつける→恩師に世界大会の優勝杯を届けるという大きな物語は大谷選手と栗山監督の野球に関する熱量と勢いがもたらした結果と言えるのではないでしょうか?
一般人が勢いをつけたいならとっておきの方法があります。
Barに来ることです。
嫌なことがあれば笑い飛ばす、良いことがあればさらに後押しをする。そんなリフレッシュの場がBarであると私は思っています。特に悩みがなくとも来店動機は話すことでも十分!Barではお酒も人もだいたい味方です(笑)
まとめ

興奮気味に書きましたが、何に対しても熱量とそれを維持向上させる勢いのある環境に身を置けば人は成長します。
函館は大人がそういったセルフケアやマネジメントをする機会が非常に少ないですよね。なので経営者もそこで働く部下もそこそこ止まりの熱量になっていると感じます。
平坦な道で石を転がすのは苦労します。あなたもより良い人間関係や自己の状態を保つ勢いをつけるためにBarという場を活用しませんか?