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女性は奢られるべき論争にバーテンダーが乗っかってみた

こんばんわ。少し古いですが、某女性がSNSで発信した内容が炎上していたことで軽い論争になっていました。

女性の言いたいことはこう

デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉

女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする。

可愛いって言って欲しくて、その為に凄く早起きして準備してる

それを考えた上で、女性にだしてあげて欲しいって思う!(原文ママ)

この発言後、謝罪し、投稿は削除されましたが、なんとも香ばしい話題ですね。

これは個々人でかなり価値観が違いますし、一生語られることなんでしょう。以前にも書きましたが儒教的には人は欲を持ったらダメだと昔から言われています。

今回の発言の焦点は可愛いと言ってもらいたいという承認欲求なのか、ただ単に経済的負担の分配なのか、はたまたもっと深いのか・・・共に考えていきましょう。

私も最近異性、同性問わず飲みに行きますが色々な意見を聞いたので紹介がてら首を突っ込んでいこうと思います(笑)

日本の主流

結論から言うと興味がある人には奢るし、奢ることに関して多少の経済的負担が増えたとしてもその時間が楽しければ全く気にしない。これに尽きると思います。少なくとも私が経験した大人の付き合いの中では男性が飯を奢れということが多かったですし、今でも女性に奢ることもあります。なので男性が多くお金を払うが日本の主流だと考えます。

件の「デート代」と言ってる部分は飯以外となるとタクシーや電車の交通費、施設利用料のことでしょうか?

1から100まで全部男性にお金を出させる女性がいたとしたらデート途中でも萎えちゃうと思いますが(笑)

と、お金を出す範囲を広げたらキリがないので、今回はデート中の飲食代として意見を書いていきます。

対象は「交際してはいないが気になる相手」とした場合、食事を奢る行為の意味は

①男性としての経済力の見栄

これは男としての承認欲求であり、あなたの食費くらい僕は出せます。すごいでしょ!と認めてもらいたい気持ち。奢る側の男性はカッコ良い自分に酔い、女性は奢られて大切にされていると感じて幸せ。

②次は私(女性)が出すねという言葉を待ってる

これは男性目線で書きますが、一回の食事が楽しかったらまた一緒に行きたいもの。

次の約束を取り付けるのにまた勇気を出して誘わなければなりませんが、女性からこの一言があれば次回も確定するうえに経済的負担という痛みを共有することでお互いの理解がより深まるかもしれない魔法の言葉!

これには男性の期待と打算が含まれていますが、女性の読者は意識してみたらいかがでしょう?

なかなか良いことを書きましたが、しかし、これは表向きの感情。人間なので当然違う考えもあります。裏の心理を考えるとやや苦しい現状と言えます。

男性にしてみれば二人分の食費を払うという最低ラインを踏まなければ一人の男として見てもらえないという不安と不満

女性からしても割り勘なんてしようものなら、お友達止まりにしか私を見てないのね。と一気に気持ちはクールダウン。この後の展望はお互いに望み薄でしょう。

この両方から見て「食事は奢って当たり前」という風潮や文化が今回の世間の論争を巻き起こした原因だと思います。根本の考えは欲や見栄。この数行でネガティブワードがだいぶ並びましたね(笑)

表題にあるように、この現状をバーテンダーが一石投じるなら。

大人になれ!

最近も書きましたが、この一言に尽きると思っています。

この言葉の意味を次から解説していきます。

大人になるとは

今回の大人になれ!の大きな意味は自分中心からの脱却です。自立でも合いますね。

年齢的に大人になっても自立できていない人はまだまだいます。そのほとんどが自己中心的な考えを持つことが多い。と最近感じるようになりました。

自己中心的な人は助けられて当たり前、助けなくても問題ないという他者への感謝やリスペクトがなくなります。相手へのリスペクトのない関係が長続きするか。そもそも始まるか?答えはNOなはず。

食事のシーンに戻ると「奢られて当然」と考える自己中心的な人は②の発言が出てきません。奢る側からすると発展性がないかかなり低いです。経済的負担だけが膨らむので一緒に食事に行く回数が減る→リスペクトもないから楽しくない→THE・END

魅力的な異性とかではなく、一般的に他人に食事を奢るシチュエーションは

A.労働やアクションへの感謝

上司が頑張った部下に奢ったり、何かをしてくれた親友に対しての恩返し

B.家族

親から子へ。子から親へ。

C.収入のない子供

に対してくらいです。

ここで個人的見解ですが「奢られて当然」と考える自己中心的な人は収入のないガキと同義なくらい自分を落としてると思います。

人間として生きている以上誰かの助けを受けて生活します。そこを理解して人付き合いが出来ないとどんどん自己中心的になり自立できていない大人になります。冒頭の女性は苦労してデートに臨むからお金は男性が持ってなんてかなり自己中心的ですよね。

それを言うなら男性も美容室に行きますし、カッコ良い服、靴、装飾品、車・・・と数えたらキリがないです。

そして、自己中心的で相手のことを考ない人は相手の少しのミスや欠点が目に入ると途端に冷めてしまいます。心の余裕がないとも捉えられます。自立できない結果、自己中心的で余裕のない大人が完成。この人は魅力的に写るでしょうか?

ですが安心してください。簡単な解決策があるので次を見ていきましょう。

大人への近道

では、どう自立すれば良いのか?

Barに来ると良いです

Barは大人の社交場。Barに来た瞬間から急に大人になれるわけではありませんが、マスターとの会話や悩み相談、常連様とのコミュニケーションでスマートに大人に近づいていくのです。

人が会話する以上、多少の失言や失態があるもの。そういうトラブルをマスターが未然に察知し、防ぐことが出来る可能性が高いですし、逆に笑いに変えることもできたりします。

N2では泥酔に至るまでお酒をがばがば飲ませることはしませんし、うるさい飲み方をする人には速やかに注意か退店をしていただきます。秩序が守られたお酒の場。おしゃれですよね?

落ち着いた雰囲気なら相手を見る余裕もできますし、聞きづらいこともマスターを介して聞いてくれるかもしれません。

大人になるにはBarに来るのが一番の近道。大人になれば他者の気持ちを考えられて、余裕が出来る。過言ですかね(笑)

まとめ

奢り奢られ論争が勃発し、私の一意見としては自己中心的な子供の戯言だなと思っていました。

女性に奢るだけの経済力のない男性

奢られるだけの魅力のない女性

どちらも自己中心的な相手から見た都合の良い偶像ですね。

最近の話題で盛り上がることも楽しかったです。これからは

~今週の話題~とかN2で話せるテーマを期間限定で作っても面白いかもしれませんね。

話を掘り返してももちろん大丈夫なのでN2にお越しの際はブログのあの話題がさ~と気軽に話しましょう!