
こんばんわ。ふと人口推移がどうたらとtwitterに流れてきたので函館市の状況を見てきました。まぁ、概ねというか普通に予想通りでしたが、人口がどんどん流れていきますね。
函館には○○がないとか△△が低いとかで若者は嘆き、地元を離れていくことが多いでしょう。気持ちはわかりますがね~
函館市の市政でどうにかするには何十年もかかるので、現代に生きる函館市民たる我々が改善して未来につなげていくしかないですよね。意外とこういう市政チックなことを考えるのは好きで、資金があったらここにこれ建てるんだけどな~とか妄想してたりします。
次期市長選挙は現職の工藤氏と大泉洋の兄の潤氏が出馬されます。函館市の舵を切る人物なので政策には注目ですね。
Barというか飲みの席で政治、宗教、野球の話題は荒れるという都市伝説がありますが、もう古いでしょう。何に関心を持ち、話を返せるか。混ざれるかはコミュニケーションの場では大事なので政治的な話題も拾っていきます。
2022年の函館市
さて、話を戻して函館市の人口流出をどうするかですが、他の自治体とも比べながら書いていきます。
函館市HP
昨年から人数で言えば3500人以上減っていました。
現在道内第3位の人口数である函館市ですが、周辺町村との合併で、統計上、人口だけは増えた2004年の12月以来ほとんど減少が止まっていません。
月別で見ると転出のある3月に多く抜ける代わりに4月には多く入ってきます。ただ、それ以外の月はすべて100~300人単位で減少。死亡か転出なのかは資料からはわかりませんでしたので2022年にこれだけ多くの人口が流出した理由は知りたいですね。
他の自治体はというと旭川も函館並に減少傾向。
旭川市HP
人口自体は32万人を超えていますがこのままだと10年後は30万人を切るかもしれません。
そして北海道No1の札幌ですが人口が1年で約1万人増えています。
単純に北海道の県庁所在地である札幌の面目と言えそうですが、たまに行くとやはり人々の活気が違う!週末はどの飲食店も混み合い、平日もアフター5は人の出が活発で、交流や会合が多いことから知識人や面白い人脈の広がりがあり、楽しみが豊富。
とても面白いグラフがあったので紹介
札幌暮らしMap
これを見ると比較的人口の集中してる地区に生産年齢人口(15~64歳)が高く分布しているのがわかります。
やはり結婚、出産、マイホーム購入などは、お金や土地、環境が大きく左右されます。主要なオフィスに安易に繋がれる交通網、平均賃金、教育機関の多さは道内では突出しており、他に圧倒的な差をつけていますね。
函館市はどうでしょう?(;’∀’)
函館市の生産年齢人口の割合は54.3%。手計算ですが札幌は60.6%。やはり差は出てますね。ですが45歳域が最多の函館も札幌も人口ピラミッドで言うとつぼ型
なんですが・・・

参考:Benesse教育情報サイト

参考:GD Freak!
函館の生産年齢ほっそ!!すくな!!(本音)
どちらも典型的な少子高齢社会を表していますが、市に納税する働き盛りの層が薄いし、成人男性に関しては減ってるまであるんですよね。つまり、高校までは地元にいたけど進学、就職は市外を選ぶ男性が多いということ。
他市は函館ほど熱心に見ませんでしたが、田舎の地方都市の若者はやはり都会に憧れて出て行ってしまうのであろうか・・・
道内でもほとんどの自治体で減少傾向にあるそうです。主幹産業である漁業の継承者不足。産炭地の過疎化は今後も変わらないでしょうし、工業がめちゃ強いわけでもないですからね。
なんだか問題提起だけで絶望感と悲壮感でいっぱいになったので今回はこれくらいで終わらせます(笑)
根本的な解決”案”は次回ということで
話題自体はどうでしたか?函館に長く住んでるので良いところも悪いところも見ているつもりです。8月にはあのテーオーデパートも閉店するとか
函館の働く場とお金の使う場がどんどん減って悪循環が止まらなさそうですが、私は自身の家族と知人が楽しく暮らせるように活動するまで。
このブログを見たあなたも函館のこれからについて語り合いませんか?愚痴になっても結構。そういう会話から意外な答えやアイディアが出たりするのでBarのくだらない話は面白いですよ!